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331円高、半導体関連株買われる
東京株式(前引け)=331円高、半導体関連株買われる
2日午前の日経平均株価は続伸し、前日比331円75銭高の2万9720円62銭で終えた。上げ幅は450円を超える場面もあった。
前日の米株式市場では米長期金利が低下したことが好感され、NYダウやナスダック指数が上昇した。この流れが東京株式市場にも波及し半導体関連や電子部品など、成長(グロース)株への資金流入が目立った。
 
買い一巡後は伸び悩んだ。市場では「特に年初から足元までに大きく上昇していた割安(バリュー)株や景気敏感株で、利益確定売りが出ている」との見方があった。
 
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに続伸した。
 
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆1602億円、売買高は5億2023万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1355と、全体の6割強を占めた。値下がりは725、変わらずは109銘柄だった。
 
業種別株価指数(33業種)は電気機器、情報・通信業、鉱業などが上昇。下落は海運業、電気・ガス業、卸売業など。
 
個別では、ソニーGは4%超高。ソフトバンクグループが買われた。
東京エレクトロン、レーザーテック、アドバンテストなど半導体関連株が軒並み大幅高となっている。また、自民党内での「こども庁」創設を巡る報道を受けて思惑が高まったJPホールディングスが急伸し、業績関連のリリースを材料に日本電気硝子、象印マホービンなどが大幅高となっている。
 
一方、日本郵船、商船三井、川崎汽が売られている。JR東日本、JR西日本、JR東海が軟調だった。
 
東証2部株価指数は前日比33.55ポイント高の7508.53ポイントと反発した。
出来高1億3675万株。値上がり銘柄数は224、値下がり銘柄数は162となった。
 
個別では、JESCOホールディングス、工藤建設、フルスピード、ビットワングループ、北海道コカ・コーラボトリングなど17銘柄が年初来高値を更新。松尾電機、アドテック プラズマ テクノロジー、千代田化工建設、黒田精工、篠崎屋が買われた。
 
一方、ケー・エフ・シー、東邦金属、ニッセイ、アトム、ナラサキ産業が年初来安値を更新。スターフライヤー、大同信号、扶桑電通、竹田印刷、コメ兵ホールディングスが売られた。
 
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