兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
神経質な展開か

神経質な展開か
 
休場明け24日の東京株式市場は、神経質な展開か。
米国では23日(日本時間24日未明)に11月1、2日開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事録が公表され、株価反応が注目されるが、相場への影響は限定的との見方は少なくない。24日は「感謝祭」で休場となり、海外投資家の多くが休暇入りで、積極的な売買は期待しにくいだろう。
今の株式市場のリスクは、米国の長期金利が大きく上昇すること。ただ、その場合には為替市場ではドル高(円安)が進むと見込まれる。円安が進んだ際に国内の輸出関連株が素直に買われるのであれば、日本株が総売り状態となるリスクが大きく低下するだろう。
 
一方、主要株価指数は正念場を迎えている。22日の日経平均株価は続伸し、2万8115円(前日比170円高)引けとなった。市場では、「上値抵抗線として意識されたフシ目の2万8000円をクリアしてきたが、戻り売りが出やすい水準に変わりはない」との声が聞かれた。直近では、11日の戻り高値2万8329円を控え、上値には抵抗線が広がっている。
また、TOPIX(東証株価指数)は4営業日続伸し、1994.75ポイント(同22.18ポイント高)となり、8月17日(2006.99ポイント)以来約3カ月ぶりの高値水準となった。2000ポイントの大台をにらみ、戻り売りを吸収できるかがポイントになる。
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(22日現在)
 
29265.75  ボリンジャー:+3σ(13週)
29092.62  ボリンジャー:+2σ(26週)
28735.94  ボリンジャー:+3σ(25日)
28643.98  ボリンジャー:+2σ(13週)
28347.25  ボリンジャー:+2σ(25日)
28267.44  ボリンジャー:+1σ(26週)
 
28115.74  ★日経平均株価22日終値
 
28022.21  ボリンジャー:+1σ(13週)
27984.89  6日移動平均線
27958.56  ボリンジャー:+1σ(25日)
27850.08  均衡表転換線(日足)
27738.76  均衡表雲上限(週足)
27645.77  75日移動平均線
27569.87  25日移動平均線
27489.34  均衡表基準線(日足)
27442.26  26週移動平均線
27422.37  均衡表雲上限(日足)
27400.44  13週移動平均線
27371.50  均衡表基準線(週足)
27199.74   新値三本足陰転値
27181.18  ボリンジャー:-1σ(25日)
27174.48  200日移動平均線
 
ローソク足は陽線を引き、節目の28000円や上向きに転じた5日移動平均線を上回った。パラボリック陽転値の69.85円下まで上ヒゲを伸ばす一方、株価下方では、25日線が75日線の75.90円下まで迫ってゴールデンクロス(GC)形成を窺い、地合いの強気転換接近を示唆している。
 
a