日経ジャスダック平均は続伸、「子ども庁」関連銘柄への買い
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【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は続伸、「子ども庁」関連銘柄への買い
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日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前週末比11円46銭高い3956円52銭だった。2020年1月以来約1年3カ月ぶりの高値を付けた。市場では「3月の新規株式公開(IPO)時に得た資金で個人投資家が今後の業績期待の高い半導体関連などに買いを入れたようだ」との声があった。子育て政策に取り組む「子ども庁」関連銘柄への買いも続いた。
幼児活動研や東洋合成、シンバイオが上昇した。半面、ウエストHDや高度紙は下落した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で591億円、売買高は1億1731万株だった。値上がり銘柄数は364、値下がり銘柄数は258となった。
個別では、幼児活動研究会がストップ高。クリエアナブキ、イー・ロジットは一時ストップ高と値を飛ばした。ベルグアース、ミサワホーム中国、シード平和、高橋カーテンウォール工業、アミタホールディングスなど44銘柄は年初来高値を更新。クラスターテクノロジー、倉元製作所、グローバルインフォメーション、クリップコーポレーション、ウルトラファブリックス・ホールディングスが買われた。
一方、アズ企画設計、ネクストジェン、日本色材工業研究所、横田製作所、清和中央ホールディングスなど7銘柄が年初来安値を更新。ガーラ、シキノハイテック、GFA、マリオン、データ・アプリケーションが売られた。