米ドル円は106円台前半まで水準を回復
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【為替】米ドル円は106円台前半まで水準を回復
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9日、欧米時間の外国為替市場において、米ドル円は一時106.285円まで上昇した。NYダウをはじめ米主要株価が反発したことなどで、米ドル円の下値を支えたようだ。
そのほか、欧州中央銀行(ECB)の一部当局者のコメントが伝わっている。
域内の景気回復見通しに自信を深めており、年内の追加緩和の必要性は後退する見通しであることなどが報じられた。
ECB理事会を控えていることから、同当局者は匿名での条件でインタビューに応じたようだが、同内容を受け、ECB追加緩和観測が後退しユーロ買いの反応で、ユーロ円は一時125.620円、ユーロ米ドルでは一時1.1830付近まで上昇した。この後は欧州時間帯に発表されるECB理事会の金融政策動向に注目が集まりそうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]