米ドル円は一時111.660円まで上昇
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【為替】米ドル円は一時111.660円まで上昇
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7日、欧米時間の外国為替市場において、米ドル円は一時111.660円まで上昇した。米連邦政府の債務上限問題を巡って、与野党は12月上旬まで一時的に拡大する方針で合意したと発表した。当面は債務不履行(デフォルト)を回避できるとの見方から、米主要株価は上昇し、米ドル円は買いが優勢の展開となった。
また、米新規失業保険申請件数(予想:34.8万件 結果:32.6万件)が市場の予想を下回る結果となり、8日に発表される9月米雇用統計において、雇用情勢の改善にも期待が高まり米ドル円を下支えた。テクニカル的には米ドル円は下方に位置する5日移動平均線(111.423円)や一目均衡表の転換線(111.212円)付近をサポートとし上値を試す展開に期待したい。
[提供:AIゴールド証券株式会社]