マザーズ指数は3日続落、方向感の無い値動き
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【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は3日続落、方向感の無い値動き |
東証マザーズ指数は続落した。終値は前日比7.24ポイント安い1265.43だった。
朝方プラス圏で推移する場面も見られたが、日経平均が下げ幅を広げるとともに弱含みの展開となった。週末を前に持ち高を減らすための売りも出やすかったとみられる。
時価総額上位のメルカリなどが強含んだことで、値を戻す場面があった。しかし、その後は時価総額上位の銘柄が下げを広げ方向感の無い値動きとなった。
AIinsや弁護士COM、マネフォなどが下落した。半面、BASEやメルカリ、フリーなどは上昇した。直近IPO(新規株式公開)銘柄のQDレーザとアクシージアは新興市場の売買代金ランキングでそれぞれ首位、2位をつけた。
値上がり銘柄数は78、値下がり銘柄数は255となった。
きょう東証マザーズ市場に新規上場したWACULは買い気配のまま取引を終えた。気配値を公募・売り出し価格(公開価格、1050円)の2.3倍にあたる2415円に切り上げた。
個別では、アールプランナー、アララ、クリーマ、スタメン、かっこなど9銘柄が昨年来安値を更新。アクシージア、メドレックス、イトクロ、ベストワンドットコム、アクリートが売られた。
一方、INCLUSIVEがストップ高。グローバルウェイは一時ストップ高と値を飛ばした。テックポイント・インク、アルーは昨年来高値を更新。QDレーザ、松屋アールアンドディ、BASE、トヨクモ、カラダノートが買われた。