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手控え要因を踏まえ、上値の重い展開か。

手控え要因を踏まえ、上値の重い展開か。
22日の日経平均株価は小幅続伸し、2万3816円(前週末比8円高)で引けた。
終始方向感に乏しい展開も、値がさ株の一角が買い戻されプラス圏で着地した。
朝方は、円高止まりが重しとなり、売りが先行した。米つなぎ予算の行方をにらみ、手控え気分の強いなか、下げ幅は一時110円に達した。一巡後は下げ渋り、大引けにかけては株価指数先物にまとまった買い物が入り、プラス圏に持ち直した。
 
日経平均は10日わたる動平均線(2万3792円)にサポートされる形で取引を終了。東証2部指数、マザーズ指数、ジャスダック平均は揃って昨年来高値を更新しており、強弱の差こそあれ全体として上を目指す流れは変わっていないようである。
 
 
明日23日の東京株式市場は、手控え要因を踏まえ、上値の重い展開か。
米上院でのつなぎ予算の採決は当初の22日未明から同日正午に延期と報じられ、目先は予算成立にこぎつけるかどうかが注目される。仮に再延期されても、いずれ合意に向かうとみられるが、予算成立までは動きにくい面がある。
 
米国株が政府閉鎖をネガティブ視するかどうかも注目点で、指数はもみ合いを上下どちらかに放れるターニングポイントとなる可能性がある。きょう引け間際の買いで指数がプラスで終えたのを見ると、上に行きそうな雰囲気はあるが、下に振れた場合は、25日線が控える2万3200〜2万3300円あたりまで調整する可能性もある。短期波乱に注意したい。
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(22日現在)
 
24716.03  ボリンジャー:+3σ(25日)
24688.33  ボリンジャー:+2σ(26週)
24550.78  ボリンジャー:+3σ(13週)
24235.67  ボリンジャー:+2σ(25日)
24034.16  ボリンジャー:+2σ(13週)
23836.25  均衡表転換線(日足)
23820.47  6日移動平均線
 
23816.33  ★日経平均株価22日終値
 
23755.32  ボリンジャー:+1σ(25日)
23517.54  ボリンジャー:+1σ(13週)
23506.33  新値三本足陰転値
23281.37  均衡表基準線(日足)
23274.97  25日移動平均線
23160.66  ボリンジャー:+1σ(26週)
23101.82  均衡表転換線(週足)
23000.92  13週移動平均線
22794.61  ボリンジャー:-1σ(25日)
22617.01  均衡表雲上限(日足)
22484.30  ボリンジャー:-1σ(13週)
22410.54  75日移動平均線
 
【信用規制・解除】
 
(22日大引け後 発表分)
■NFKHD <6494> [JQ]
東証と日証金が23日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施する。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。
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