兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
やや売り先行、米株安も重荷
【市況】東京株式(寄り付き)=やや売り先行、米株安も重荷
【寄り付き概況】

 
12日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比39円32銭安の2万8458円88銭。
前日までの3営業日合計で1000円近い上昇をみせてきた日経平均だが、きょうは空売り買い戻しの一巡に加え、目先筋の利益確定売りで軟調なスタートとなっている。
前日の米国株市場では景気敏感セクター中心に売りがかさみ、NYダウなど主要株指数がいずれも下落、東京市場でもこの流れを引き継ぐ形に。
 
ただ、米長期金利の先高思惑を背景に外国為替市場で円安が進んでいることから輸出株には追い風となりやすく、下値では押し目買いが入り下げ幅は限定的なものにとどまりそうだ。
東京外国為替市場は午前9時2分時点で、1ドル=113円台の半ば(11日は1ドル=112円78−80銭)、1ユーロ=131円前後(同130円53−57銭)で取引されている。
 
業種別では、JAL、ANAなどの空運株や、NTT、KDDIなどの情報通信株が下落。7&iHD、ファーストリテなどの小売株や、JR東日本、JR東海どの鉄道株も軟調。アサヒ、キリンHDなどの食料品株や、三井物産、住友商などの商社株も下げている。
 
a