前場終値と比較して横ばい
【市況】東京株式(後場寄り付き)=前場終値と比較して横ばい
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後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比495円63銭安の2万1183円05銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、33.23で始まった。
米国と中国の貿易摩擦に対する警戒感から買いが見送られ、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともにこの日の安値圏でもみ合っている。
外国為替市場では、1ドル=112円30銭台の推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調。
個別では、トヨタが軟調で、ソニー、村田製、TDKは安い。ファナック、キーエンスが値を下げ、コマツは年初来安値。昭和電工、東海カは下げがきつい。JFE、三井物、郵船、三井住友、武田、JTが売られ、ファーストリテは反落。ソフトバンクGも下落している。
半面、任天堂が切り返し、ZOZOは値を上げている。第一三共はしっかり。JXTG、出光興産、国際帝石は小高い。
日経平均は10月安値とのボトムを形成できるかが注目されるところであろう。ただし、米株先物が弱い動きをみせており、様子見姿勢が強い中では、押し目を拾う動きは限られよう。
また、週末に先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)が控えていることも、急落によってヘッジ対応の売りといった動きに向かわせやすく、より値幅が出やすくなっている。
センチメントの悪化により、外部環境の影響が限られている中小型株へも個人主体の換金売りが強まっているようである。マザーズ指数は3.5%超の下げとなり、テクニカル面では支持線として意識されていた一目均衡表の雲上限を割り込んできている。
一方で、外部環境の不透明感が強いが、需給面ではヘッジファンドの売りが一巡してくるところであり、イレギュラー的な価格形成になりやすいところではあるが、成長銘柄などを冷静に拾うところでもあろう。
ランチバスケットは19件、828.72億円、30億売り越し.