兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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「ラマダン明けにも期待」
「ラマダン明けにも期待」

米国株式市場はS&P500とNASDAQが上昇。
NASDAQは史上最高値を更新した。
NYダウは金融セクターが足をひっぱって小幅続落とマチマチ。
ECB理事会は「量的緩和を今年9月以降は月間150億ユーロに縮小し、年内で終了する」と決定。
「9月末までは月間300億ユーロの現在の買い入れを続け、
それ以降はデータが理事会の中期インフレ見通しを確認するものとなれば、
買い入れ規模を12月末まで月間150億ユーロに縮小した後、終了する」。
ただ「金利については現在の水準に少なくとも2019年夏までとどまる」との見通し。
市場予想より長い期間にわたり低金利を維持する可能性が好感された。
また小売売上高は前月比プラス0.8%と市場予想のプラス0.4%を上回って着地。
2017年11月以来の伸びとなった。
背景は自動車やガソリン支出の増加。
「第2四半期の経済成長加速の可能性」と見られこれも好材料視された。
債券利回りは低下。
ユーロは対ドルで急落。
ドル円は110円台後半。
 
 
木曜の日経平均は後場に下落幅拡大で安値引け。
4日ぶりの反落となった。
背景は「ECB理事会警戒と貿易摩擦懸念拡大」との解釈。
アジア市場の軟調が後場の下落に拍車をかけた格好だ。
中国の経済指標の軟化が懸念された面もあろう。
本来は金融政策変更なし→日米金利差拡大期待から円安→株高の構図なのだろうが。
しかし、ふとリスクに敏感になり立ち止まった」という見方もある。
日経平均は先週末の終値が22694円。
ここは重要なポイント。
そしてSQ値22825円をキープできるかどうかも課題だ。
25日線からの乖離はプラス0.4%でサポートされた格好。
騰落レシオは95.91%。
空売り比率は40.8%と2日ぶりの40%台。
日経VIは15.69%まで上昇してきた。
シカゴ225先物は大証日中比135円高の22835円。
ドル円は110円台後半に戻ってきており重要イベント週の最終日は何とか無事に通過できそうな気配だ。
クジラ幕継続なら順番は日足陽線の日。
ラマダン明けにも期待だ。
 
NYダウは25ドル安の25175ドルと3日続落。
NASDAQは65ポイント高の7761ポイントと反発。
S&P500は6ポイント高の2782ポイントと反発。
ダウ輸送株指数は6ポイント高の11009ポイント。
3市場の売買高は64億株。
CME円建ては大証比135円高の22835円。
ドル建ては大証比175ポイント高の22875ポイント。
225先物大証夜間取引は日中比120円安の22790円。
ドル円は110.63円。
10年国債利回りは2.946%。
 
 
スケジュールを見てみると・・・
 
15日(金):黒田日銀総裁会見、民泊法施行、米鉱工業生産、ミシガン大学消費者信頼感、NY連銀製造業景気指数
18日(月):貿易統計、米NAHB住宅指数
19日(火):米住宅着工件数
20日(水):訪日外客数、通常国会会期末、米経常収支、中古住宅販売
21日(木):米CB景気先行指数、ファイラデルフィア連銀製造業景況感
22日(金):消費者物価指数、全産業活動指数、OPEC総会
 
 
◇━━━ カタリスト━━━◇
 
セック(3741)・・・動兆。
 
セックに注目する。
同社はリアルタイムソフトウェア技術が中核。
モバイル端末向けや防衛分野、ロボットで開発受託は拡大基調。
特に宇宙先端システムに注力。
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(兜町カタリスト櫻井)

 
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