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雪景色
「雪景色」
経済指標のスケジュールと罫線をなしにして為替の説明をするとどうなるのだろうか。
加えて、カタカナを使わないということにすると・・・。
「そんな説明聞いたことありません」とその方面の市場関係者。
しかし、金利が上昇して下げていた株価はさらに金利が上昇しても下げない。
雇用統計で非農業部門雇用者数が増加しても、給与の伸び率の鈍化で株価は上昇。
通常の延長線上でしか、物事を考えないクセがつくとしばしば見間違えることになる。
経済指標と罫線を排除して説明することに相場の主役がいるように思えてならない。
「だから何?」という疑う精神がなければいけないということ。
相場は驚きと気付きの向こう側で進歩しているのである。
今朝の日経朝刊。
大半の方が見ない文化面。
連載されている「江戸の雪景色十選」。
歌川広重の「東都名所雪の三景 隅田川のはつゆき」。
「因みにこの浮世絵、四隅が欠け、下にも余白がある。
これらの部分を切り抜いて団扇に貼り付けるために作られた団扇絵である。
したがって、この作品が鑑賞されていたのは冬ではなく夏。
江戸っ子たちは団扇をあおぎながら少しでも暑さをしのごうと、
この絵の雪景色を羨ましく眺めていたことだろう」。
この驚きみたいなものが、市場には欲しい。
そして、雪は冬というような常識の向こう側にある歴史的本質を掴むことは重要なのである。
 
「株は下がれば上がる、上がれば下がる。
下がリ続けないし、上がり続けない」。
簡単な言葉だが、これも本質。
やはりどこかで「フェアバリュー、フェアプライス」に収束するものだ。
「買えば下がり、売れば上がる」というのも実は法則だ。
「常に考えること。常に相場に関連付けて考え抜くこと。
そうすることで、相場の本質に近づけるような気がしてくるものだ」。
そんな格言はないが・・・。


(櫻井)。