売り買いともに手控えか
売り買いともに手控えか |
19日の東京株式市場は、さえない地合いとなるだろうが、極端な下げでなければ、日本株はきょう売られた分、下は限定的と考える。
現地19日の欧米などの株式市場が聖金曜日の祝日に伴って休場となることもあり、海外投資家の参加が限定的となることや、来週から本格化する前期決算と今期業績見通しの発表を前にして、売り買いともに手控え姿勢が強まりそうだ。日経平均株価はもちあい推移が想定されるだろう。
テクニカル面では、節目の2万2000円や52週線(2万1970円、18日時点)より上を維持できるかが注目ポイント。
下げても2万2000円辺りまでとはみているが、これらをあっさり割ってしまうようだと、来週は10連休リスクへの警戒がより強くなり、弱材料に対する反応が大きめに出てくる可能性があるため注意したい。
■上値・下値テクニカル・ポイント(18日現在)
23404.99 ボリンジャー:+3σ(26週)
22779.68 ボリンジャー:+3σ(13週)
22710.00 均衡表雲上限(週足)
22681.28 ボリンジャー:+2σ(26週)
22623.05 ボリンジャー:+3σ(25日)
22397.78 均衡表雲下限(週足)
22295.39 ボリンジャー:+2σ(25日)
22286.50 ボリンジャー:+2σ(13週)
22090.12 ★日経平均株価18日終値
22056.80 6日移動平均線
21967.74 ボリンジャー:+1σ(25日)
21958.43 均衡表転換線(日足)
21957.57 ボリンジャー:+1σ(26週)
21881.50 200日移動平均線
21870.56 新値三本足陰転値
21793.31 ボリンジャー:+1σ(13週)
21640.08 25日移動平均線
21628.38 均衡表転換線(週足)
21628.38 均衡表基準線(日足)
ローソク足は陰線を引き、5日ぶりに5日移動平均線を下回った。ただ、5、25、75日の各移動平均線は上向きをキープしており、上昇トレンド中のスピード調整と捉えられるだろう。日足の一目均衡表でも、基準線と転換線が上昇から横ばいに変化し、買い手優位の局面を保ったままでの上げ一服の形状。
ボリンジャーバンド(25日ベース)では、終値ベースが4日ぶりに+2σを下回ったものの、+1σを割り込む場面はなく、こちらも強気相場中のスピード調整を示唆する形状となった。