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マザーズ指数は反落、利益確定の売り
【市況】東証マザーズ市場(前引け)=マザーズ指数は反落、利益確定の売り

東証マザーズ指数は前営業日比29.04ポイント安の1137.59ポイントと反落した。
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が再任される見通しとなり、23日の米市場では長期金利が上昇し、ハイテク株には売りが出た。国内でも成長期待の高いマザーズ銘柄に売りが出た。
マザーズ指数は2%を超える下落率で下げがややきつい。7-9月期決算発表が終わり、大型株への物色が一巡したことで、直近、業績好調が確認された中小型株に資金が回帰していたが、米長期金利の上昇をきっかけに、利益確定の売りが広がっている。
メルカリやエネチェンジが下落した。一方、米バイオ医薬企業とライセンス契約を結んだと発表したそーせいは気配値を制限値幅の上限(ストップ高水準)まで切り上げた。
値上がり銘柄数は70、値下がり銘柄数は310となった。
 
きょうマザーズ市場に上場したラストワンMは公開価格(1710円)を上回る2520円で初値を付けた。その後、ストップ高水準の3020円まで買われる場面があった。
 
同じくマザーズ市場に上場したサイエンスAは買い気配のまま午前の取引を終えた。気配値は公開価格(1710円)を上回る2914円に切り上げた。
 
個別ではスタジオアタオ、モブキャストホールディングス、Aiming、バリューデザイン、ユーザベースなど28銘柄が年初来安値を更新。グローバルウェイ、コアコンセプト・テクノロジー、サーキュレーション、ラキール、フェニックスバイオが売られた。
 
一方、リボミックがストップ高。リアルワールド、ラストワンマイルは一時ストップ高と値を飛ばした。FRONTEO、ビーブレイクシステムズ、JMDC、NexTone、GRCSなど6銘柄は年初来高値を更新。ソフトマックス、Kudan、ランディックス、INCLUSIVE、アスタリスクが買われた。
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