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値上がり優勢、投資家心理が改善
【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、投資家心理が改善

 
東証グロース市場は米大統領選の途中経過を受けて為替市場が円安に進み、東京株式市場は大幅高。投資家心理が改善する中でグロース市場にも買いが入った。
日経平均株価の上げ幅が後場に一時1100円を超えるなか、投資余力が増した個人投資家などの買いが新興株にも波及した。決算発表を手掛かりにした個別の銘柄への物色も広がった。
「新興市場にはトランプ氏に直接関連しやすい銘柄は少ない」として、上昇率は小幅にとどまった。市場では「大統領選による株高であれば、当面はプライム市場の大型株の物色が中心になる」との声が聞かれた。
 
東証グロース市場250指数は3営業日ぶりに反発した。終値は前日比3.32ポイント(0.54%)高の621.45だった。
 
グロース市場ではGENDAやジーエヌアイが上昇した。一方、カバーやグロースxPは下落した。
値上がり銘柄数303、値下がり銘柄数235と、値上がりが優勢だった。
 
 個別ではSapeetがストップ高。データホライゾンは一時ストップ高と値を飛ばした。フルッタフルッタ、Schoo、スマレジ、Def consulting、INTLOOPなど6銘柄は年初来高値を更新。イメージ情報開発、クラウドワークス、ピクスタ、Liberaware、ACSLが買われた。
 
 一方、グロースエクスパートナーズがストップ安。ワンダープラネット、モンスターラボホールディングス、ブルーイノベーション、バルミューダは年初来安値を更新。ストリームメディアコーポレーション、JIG-SAW、エヌ・ピー・シー、Delta-Fly Pharma、ドリコムが売られた。
 
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