兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
「外れて欲しい」
「外れて欲しい」
 
「外れて欲しい」
 
 
水曜のNY株式市場で主要3指数は大幅に続伸。
NYダウは553ドル上昇し25000ドル台回復。
S&P500は3月5日以来の3000ポイント台乗せ。
フロリダ州オーランドにあるテーマパーク「ウォルト・ディズニー・ワールド」は7月11日から段階的に再開する計画。
MGMリゾーツもラスベガスのカジノ4施設を6月4日に再開すると発表した。
「市場では新型コロナウイルス感染抑制策の緩和を受けた経済回復に期待が拡大」の指摘。
わかったような、わからないような猫の目のような解釈だ。
地区連銀経済報告(ベージュブック)のコメント。
「新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)による混乱を反映し全米の経済活動は過去数週間で急激に低下した。
回復の兆しが垣間見られるものの、景気の早期回復がほぼ見込まれていない」。
ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁のコメント。
「米経済は5月か6月に底入れし今年下半期には力強く回復する」。
10年国債利回りは0.694%。
2年国債利回りは0.188%。
欧州委員会が提案した新型コロナウイルス復興基金案が支援材料でユーロは対ドルで一時上昇。
ドル円は107円台後半。
恐怖と欲望指数は50→53。
 
 
水曜の日経平均は寄り付き22円安で前場はマイナス。
終値148円高と3日続伸。
火曜の日経平均の上昇幅が529円。
その晩のNYダウの上昇幅が529ドル。
兜町主導になってきたという見方もなくはない。
「21000円が限界」という声をあざ笑うかのような展開だ。
「二番底」への警戒感も薄れてきた格好。
日足は3日連続の陽線。
これで水曜も10勝9敗。
日経ジャスダック平均は9日続伸。
マザーズ指数は反発。
東証REIT指数は7日続伸。
東証1部の売買代金は2兆8757億円と拡大。
値上がり1431銘柄(前日1734銘柄)。
値下がり662銘柄(前日384銘柄)。
新高値64銘柄(前日103銘柄)。
新安値銘0銘柄(前日0銘柄)。
騰落レシオは131.52(前日132.95)。
NTレシオは13.82倍。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
右肩上がりの25日線(20096円)からは6.58%のプラスかい離。
右肩下がりの75日線は20294円。
横ばって来た200日線(21655円)から1.09%のマイナスかい離。
上向きになるまであと1円の200日線をそろそろ上回りそうになってきた。
右肩上がりの5日線(20874円)から2.61%プラスかい離。
上に控えているのは26週線(21457円)、52週線(21619円)。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.996%(前日▲15.287%)。
買い方▲7.186%(前日▲7.870%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲21.634%(前日▲20.046%)。
買い方▲10.366%(前日▲10.296%)。
Quick調査の5月22日時点の信用評価損率は▲17.70%(前週▲20.10%)。
3週連続の改善。
空売り比率は38.8%(3日連続40%割れ)。
空売り規制なしの比率は5.6%。
5月22日時点の裁定売り残は732億円増の2兆5707億円。
3週連続増加。
当限は659億円増の2兆3783億円。
翌限以降は73億円増の1923億円。
同裁定買い残は156億円減の4666億円。
2週ぶりの増加。
当限は170億増の3382億円。
翌限以降は13億円減の1283億円。
日経HVは23.8、日経VIは26.99。
日経平均採用銘柄の予想PERは20.02倍(前日19.83倍)。
EPSは1069円(前日1072円)。
暫定PERは16.39倍(前日16.13倍)。
計算上のEPSは1306円(前日1318円)。
東証1部全銘柄だと予想PERは23.78倍(前日23.28倍)。
前期基準では17.75倍。
225のPBRは1.05倍。
BPSは20399円(前日20453円)。
東証1部全銘柄のPBRは1.17倍。
225先物採用銘柄の益回りは5.00%(前日5.04%)。
配当利回りは1.69%。
3月期決算1595社対象の1〜3月期最終損益は製造業で▲31%、非製造業で▲21%。
社数では製造業の65%で損益悪化。
リーマンショックの09年3月の85%以来の悪化だ。
ドル建て日経平均は199.17(12月13日が219.64)。
東証1部単純平均株価は11円高の2099円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
売買単価は1630円(前日1719円)。
東証1部の時価総額は591兆円。
シカゴ225先物終値は大証日中比150円高の21640円。
高値21720円、安値21135円。
大証夜間取引終値は日中比110円高の21600円。
気学では「前日高かりし時は反落する日」。
金曜は「弱体日。吹き値売り方針」。
ボリンジャーのプラス1σが20662円。
プラス2σが21227円。
プラス3σが21793円。
一目均衡の雲の上限は20176円。
7日連続で雲の上。
勝手雲の上限は20036円で29日連続勝手雲の上。
RSIが78.04。
RCIが87.09。
2月27日安値21844円の窓へ挑戦。
その先は2月21日−25日の23378円−22950円の大きなマドだ。
今週は火・水・木と株高のアノマリーだが火曜・木曜は株高だった。
今年8勝12敗の木曜日。
昨日の気学の「後場高の日。前場安は買い狙い良し」はピタリ。
しかし今日の「前日高かりし時は反落する日」は外れて欲しいところ。
対外対内証券投資で先週の非居住者は754億円とわずかながら買い越しに転じた。
買い越しは7週ぶり。(前週は2226億円の売り越し)。
これは明るい印だ。
 
《今日のポイント》
 
(1)裁定売り残の過去最高水準レベルでの増加は継続
   5月22日時点の裁定売り残は732億円増の2兆5707億円。
   3週連続増加。
   同裁定買い残は156億円減の4666億円。
   2週ぶりの増加。
 
(2)信用評価損率は3週連続改善、空売り比率は38.8%(3日連続40%割れ)。
   Quick調査の5月22日時点の信用評価損率は▲17.70%(前週▲20.10%)。
 
(3)200日線トライ水準
   200日線(21655円)から1.09%のマイナスかい離。
   上向きになるまであと1円の200日線にチャレンジ。
   2月26日以来。
   2月27日安値21844円の窓にも挑戦。
 
(4)25日線からは△6.8%かい離(8%かい離で21703円、10%かい離で22105円)
   あと2、3日で25日線と75日線はゴールデンクロス。
   ボリンジャーのプラス3σが21793円。
 
 
(5)PERが落ち着いてきた
   日経平均採用銘柄の予想PERは20.02倍(前日19.83倍)。
   EPSは1069円(前日1072円)。
   暫定PERは16.39倍(前日16.13倍)。
   計算上のEPSは1306円(前日1318円)。
 
(6)3月期決算1595社対象の1〜3月期最終損益は製造業で▲31%、非製造業で▲21%
 
(7)香港ハンセンの動向がポイント
 
 
(8)4月8日以来の日経平均4日続伸(今年初の陽線4本)
   日経ジャスダックの10日続伸(4月20日まで11連騰)
   東証REIT指数の8日続伸期待
 
 
(9)今週の火・水・木の株高アノマリーを3連勝で飾れるか。
   週足陽線基準20741円
   月足陽線基準19619円
 
 
今年の曜日別勝敗(5月27日まで)

月曜8勝10敗
火曜10勝9敗
水曜10勝9敗
木曜8勝12敗
金曜9勝10敗。
 
水曜のNYダウは553ドル高の25548ドルと続伸。
ほぼ高値引けの恰好。
NASDAQは72ポイント高の9412ポイント。
S&P500は44ポイント高の3036ポイント。
ダウ輸送株指数は255ポイント高の9151ポイントと3日続伸。
SOX指数は1.47%上昇。
VIX指数は27.73。
3市場の売買高は128.6億株(過去20日平均は113.3億株)。
225先物CME円建ては大証日中比150円高の21640円。
ドル建ては大証比日中比165円高の21655円。
ドル円は107.71円。
10年国債利回りは0.694%。
2年国債利回りは0.188%。
 
 
◇━━━ カタリスト━━━◇
 
トラスコ中山 (9830)・・・動兆
 
トラスコ中山に注目する。
同社は工場や屋外作業現場向け工具、消耗品、機器の卸。
ホームセンター向けも展開。
PB商品強化中。
EC向けは拡大基調。
23年までに1年365日で受注と出荷に対応できる体制づくり。
 

(兜町カタリスト櫻井)
 
a