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値上がり優勢、幅広い銘柄に買い
【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、幅広い銘柄に買い

 
東証グロース市場は、東証マザーズ指数、グロースCoreは上伸。東証マザーズ指数の値は前日比8.94ポイント(1.20%)高い753.59だった。前日の米株安を受け小安く始まったが、日経平均株価の持ち直しで投資家心理が改善し、幅広い銘柄に買いが入った。岸田文雄首相は20日昼ごろ、新型コロナウイルスの感染症法上の分類見直しについて、季節性インフルエンザと同じ「5類」へと今春に移すよう指示したと表明した。国内新興市場でも消費の本格回復への期待などから内需関連銘柄の一角に買いが入り、午後に入って上げ幅を拡大した。
 
日銀の政策修正に対する警戒感がいったん後退していることも、東証マザーズ指数を構成するPER(株価収益率)が相対的に高いグロース(成長)株の支援材料との見方もあった。
 
そーせいやTKPが上げた。一方、フリーやラクオリアは下げた。値上がり銘柄数328、値下がり銘柄数157と、値上がりが優勢だった。
 
個別ではベースフード、チームスピリット、ELEMENTSがストップ高。アドバンスト・メディア、そーせいグループ、SERIOホールディングス、Macbee Planet、ライフネット生命保険など7銘柄は昨年来高値を更新。セルシード、東京通信、トラース・オン・プロダクト、POPER、i−plugが買われた。
 
 一方、ティムス、サイフューズ、プレミアアンチエイジング、トゥエンティーフォーセブン、Enjinなど7銘柄が昨年来安値を更新。グッドパッチ、ラクオリア創薬、スマートドライブ、monoAI technology、BTMが売られた。
 
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