値下がり優勢、グロース株に売り
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【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、グロース株に売り
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東証グロース市場は、グロースCoreは続落。東証マザーズ指数は反落。東証マザーズ指数の終値は前日比3.29ポイント(0.42%)安い779.95だった。前日の米株式市場でナスダック総合株価指数が下落した。高PER(株価収益率)のグロース(成長)株の重荷として意識された。
22日の東京外国為替市場では円安・ドル高が進行したが、マザーズ指数を構成する銘柄は内需関連が多く、指数全体の支援材料になりにくいとの見方があった。
ビジョナル、マイクロ波が下げた。一方、メドレーやJTOWERは上げた。
値上がり銘柄数190、値下がり銘柄数273と、値下がりが優勢だった。
きょう東証グロース市場に上場したティムスの終値はストップ安(制限値幅の下限)となる初値比150円(16.3%)安の769円だった。初値は公開価格(670円)を249円(37.2%)上回る919円だった。
個別では、アミタホールディングス、Waqoo、エフ・コードがストップ高。インフォネット、坪田ラボ、HOUSEIは一時ストップ高と値を飛ばした。ジェイフロンティア、霞ヶ関キャピタル、アドバンスト・メディア、ボードルア、トライアイズなど12銘柄は年初来高値を更新。シンメンテホールディングス、サインド、ディジタルメディアプロフェッショナル、キャンバス、ペットゴーが買われた。
一方、ティムス、マイクロ波化学がストップ安。THECOO、Institution for a Global Society、POPER、イーエムネットジャパン、リグアなど6銘柄は年初来安値を更新。ピクスタ、pluszero、インバウンドテック、ジャパンワランティサポート、VALUENEXが売られた。