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「3ヵ月先」
「3ヵ月先」
「3ヵ月先」
 
「株式相場は3カ月先を見て動くもの」とよく言われる。
となると、今の悪材料はどう考えても新型コロナウィルス。
その終焉を見越した動きが連日の日経平均1000円高と考えたいところ。
そしてその先にあるのは、巨大な金融緩和というセーフティネットと多額の財政出動を伴う経済対策。
今を憂うのか未来を先取りするのか。
気分的には後者の方が快い。
人の心理を考えてみれば・・・。
引き籠りも約2か月。
そろそろ啓蟄の虫も動き出してくる頃だろう。
ウイルス感染について万全の注意は必要だが、スカッと明るい報道も欲しいところだ。
 
格言は「月満つれば則ち虧く」の出展は「史記」。
出展は「日中すればすなわち移り、月月満つれば則ち虧く」。
物事が盛りに達した後は、必ず衰え始めることのたとえ。
また、栄華をきわめたことにおごることへのいましめ。 
「満潮ごとに退潮あり」というのもある。
「栄枯盛衰」「盛者必衰」も同様だ。
通常は、株価の天井圏などで思い起こされる言葉だが、今回は違う。
コロナウィルスだって栄枯盛衰。
どこかで天井を打って過去のペストのように知らぬ間に衰退しているのだろう。
そもそも「史記」は紀元前の中国の書物。
人の行動はそんなに変わらないものだ。
 
(櫻井)
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