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値上がり優勢、自律反発狙いの買い
【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、自律反発狙いの買い

 
東証グロース市場は前日までの続落を受け、自律反発狙いの買いが主力銘柄を中心に入った。日経平均株価が上昇したことも個人投資家の心理を上向かせた。
海外投資家不在で大型株市場は閑散としていたが、個人投資家の売買意欲は衰えず、グロース市場の売買代金は前日より増えた。信用評価損率は低水準で推移しており、個人は活発に動いている。前日まで下落していた銘柄が多かったことも、反動高につながった。
引き続き、値動きの軽い新規公開銘柄や直近IPO銘柄に売買が集中し、グロース市場の代金上位にはコード番号末尾「A」の銘柄が並んだ。ただ、「個人は資金に限りがあり、新たな銘柄を買うための換金売りも出た」とされ、この日、直近IPO銘柄は騰落まちまちだった。
 
グロースCore、グロース250はともに堅調。東証グロース市場250指数の終値は前日比11.66ポイント(1.59%)高の746.45だった。
 
グロース市場ではウェルスナビやジーエヌアイ、フリーが上昇した。一方、カバーやFフォースGは下落した。
値上がり銘柄数389、値下がり銘柄数147と、値上がりが優勢だった。
 
きょうグロース市場に上場した2銘柄はいずれも初値を下回る水準で取引を終えた。マテリアルGは公開価格(1180円)を8.05%下回る1085円で初値を付け、終値は初値比55円(5.06%)安の1030円。Gモンスターは公開価格(980円)を73.46%上回る1700円で初値を付け、終値は初値比81円(4.76%)安の1619円だった。
 
個別では、ファンデリーがストップ高。sMedio、Birdmanは一時ストップ高と値を飛ばした。BRUNO、アイキューブドシステムズ、ASNOVA、笑美面は昨年来高値を更新。ブルーイノベーション、オンコリスバイオファーマ、ネットスターズ、ELEMENTS、トラストホールディングスが買われた。
 
 一方、ENECHANGE、STG、中村超硬が昨年来安値を更新。フィードフォースグループ、売れるネット広告社、TORICO、エコナビスタ、日本電解が売られた。
 
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