299高と続伸、半導体関連株などに買い
東証プライム市場(前引け)=299高と続伸、半導体関連株などに買い

23日午前の日経平均株価は続伸し、前引けは前週末比299円32銭(1.13%)高の2万6852円85銭だった。東証株価指数(TOPIX)は17.18ポイント高の1944.05と、ともに続伸した
朝方から大きく買い優勢に傾いた。前週末の米国株市場ではハイテク株を中心に広範囲に買いが広がり、NYダウが4日ぶりに大きく切り返したほか、ナスダック総合株価指数は2.7%の上昇率でダウを大幅に上回った。これを受けてきょうの東京株式市場も主力銘柄をはじめ広範囲にリスクを取る動きが継続している。
前引け時点で全体の8割以上の銘柄が上昇している。ただ、日経平均は朝方の取引開始直後につけた2万6885円は抜けず、2万7000円近辺の戻り売り圧力も意識される状況だ。
中国からのインバウンド(訪日外国人)需要回復に対する過度な期待がいったん後退するなか、百貨店など関連とされる銘柄の一角が下落した。
ネットフリックスの大幅高を受けたハイテク株主導で買われた20日の米国市場の流れを引き継ぎ、東京エレクトロン など指数インパクトの大きい値がさハイテク株のほか、ファーストリテイリング などが指数をけん引。これにより、NT倍率は先物中心限月で一時13.84倍まで上昇した。ただし、切り下がる25日移動平均線は超えられず、その後は5日線が位置する13.80倍辺りでのこう着となった。

前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆2022億円、売買高は4億9928万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1532と、全体の約8割を占めた。値下がりは252、変わらずは53だった。
業種別株価指数(全33業種)では化学、機械、電気機器の上昇が目立った。下落は保険業、空運業、電気・ガス業の3業種だった。
個別では、レーザーテックが大商いで株価を上昇させたほか、東京エレクトロンなども値を上げた。日経平均寄与度の高いファーストリテイリングやソフトバンクグループ(SBG)、ファナック、ダイキンが上昇した。なども堅調な値動き。日本製鉄など鉄鋼株も物色人気となっている。テノ.ホールディングスがストップ高に買われたほか、グローバルキッズCOMPANY、SREホールディングスなども値を飛ばした。
半面、エーザイが軟調、オリンパスも冴えない。ウェルネオシュガーが大きく値を下げ、カナミックネットワーク、円谷フィールズホールディングスなども安い。三越伊勢丹、高島屋が下落した。

23日午前の日経平均株価は続伸し、前引けは前週末比299円32銭(1.13%)高の2万6852円85銭だった。東証株価指数(TOPIX)は17.18ポイント高の1944.05と、ともに続伸した
朝方から大きく買い優勢に傾いた。前週末の米国株市場ではハイテク株を中心に広範囲に買いが広がり、NYダウが4日ぶりに大きく切り返したほか、ナスダック総合株価指数は2.7%の上昇率でダウを大幅に上回った。これを受けてきょうの東京株式市場も主力銘柄をはじめ広範囲にリスクを取る動きが継続している。
前引け時点で全体の8割以上の銘柄が上昇している。ただ、日経平均は朝方の取引開始直後につけた2万6885円は抜けず、2万7000円近辺の戻り売り圧力も意識される状況だ。
中国からのインバウンド(訪日外国人)需要回復に対する過度な期待がいったん後退するなか、百貨店など関連とされる銘柄の一角が下落した。
ネットフリックスの大幅高を受けたハイテク株主導で買われた20日の米国市場の流れを引き継ぎ、東京エレクトロン など指数インパクトの大きい値がさハイテク株のほか、ファーストリテイリング などが指数をけん引。これにより、NT倍率は先物中心限月で一時13.84倍まで上昇した。ただし、切り下がる25日移動平均線は超えられず、その後は5日線が位置する13.80倍辺りでのこう着となった。

業種別株価指数(全33業種)では化学、機械、電気機器の上昇が目立った。下落は保険業、空運業、電気・ガス業の3業種だった。
個別では、レーザーテックが大商いで株価を上昇させたほか、東京エレクトロンなども値を上げた。日経平均寄与度の高いファーストリテイリングやソフトバンクグループ(SBG)、ファナック、ダイキンが上昇した。なども堅調な値動き。日本製鉄など鉄鋼株も物色人気となっている。テノ.ホールディングスがストップ高に買われたほか、グローバルキッズCOMPANY、SREホールディングスなども値を飛ばした。
半面、エーザイが軟調、オリンパスも冴えない。ウェルネオシュガーが大きく値を下げ、カナミックネットワーク、円谷フィールズホールディングスなども安い。三越伊勢丹、高島屋が下落した。