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反発スタート、半導体関連株が堅調
【市況】東京株式(寄り付き)=反発スタート、半導体関連株が堅調
【寄り付き概況】

18日の東京株式市場で日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比79円25銭高の2万8009円82銭。東証株価指数(TOPIX)は、5.51ポイント高の1971.79で始まった。

前日の米株式市場は、NYダウは7ドル安と小幅に続落。米連邦準備制度理事会(FRB)高官によるタカ派発言などが警戒され、軟調に推移した。この流れのなか、東京株式市場は値を上げて始まった。

フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が上昇し、東京株式市場でも値がさの半導体関連株に買いが入って指数を支えている。
日経平均寄与度が大きい値がさの東エレクやアドテストといった半導体関連株に買いが波及して指数を支えている。

ただ上値は重い。米セントルイス連銀のブラード総裁が17日、足元の政策金利について「まだ十分に景気に制限的な水準に達していない」と述べ、一段の利上げの必要性を主張した。米利上げ減速の観測がやや後退するなかで前日の米長期金利は上昇しており、東京株式市場ではソフトバンクグループ(SBG)など主力株の一角に売りが出ている。

英政府は17日、増税と歳出削減を柱とする財政再建計画を公表した。市場では「財政を立て直す方向への転換が示されて金融市場の混乱を抑える内容だが、英国の景気悪化には注意が必要」との声があった。

為替は1ドル=140円30銭前後と円安で推移している。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、29業種が高く、値上がりは繊維、銀行、輸送用機器、空運、建設など。値下がり上位に海運など。

個別では、三菱自やマツダが上昇。アルプスアルやパナHD、T&DやMS&ADが上げている。半面、エムスリーやリクルートが売られている。川重や三菱重も安い。

 
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