来週はもみ合い展開か。
来週はもみ合い展開か。 |
18日には米国株が大きめの下げとなったことを嫌気して400円を超える大幅下落となり、節目の2万1000円を割り込んだ。
一方、翌19日は一転400円超の上昇となるなど、週を通して不安定な動きが続いた。
日経平均は週間では218円の下落となり、週足では7週ぶりに陰線を形成した。
来週はもみ合い展開か。
週の半ばから4-6月期の決算発表が本格化する。1Qの段階で上方修正が多く出てくることは期待しづらく、厳しい内容となりそう。足元では業績期待はそれほど高まっておらず、全体への影響はおおむねニュートラルと考える。
21日の参議院選挙は与党の勝利が予想されており、大きな波乱がない限り相場に与える影響は限られる見通しだ。
個別の商いが活況となる点は相場の下支えになるだろう。翌週にFOMC(7/30〜31)を控えていることもあり、下値は限定的と考える。
リバウンド以上の上昇が見られた場合には戻り売りが上値を抑える可能性が高い。基本的にはFOMCを前に動きづらいなか、個別重視の地合いが続くと予想している。
■テクニカル・ポイント(19日現在)
21857.13 ボリンジャー:+1σ(13週)
21767.10 ボリンジャー:+1σ(26週)
21754.27 新値三本足陽転値
21698.33 均衡表雲上限(週足)
21655.79 ボリンジャー:+1σ(25日)
21556.73 200日移動平均線
21474.52 6日移動平均線
21466.99 ★日経平均株価19日終値
21439.22 75日移動平均線
21420.03 25日移動平均線
21400.63 13週移動平均線
21356.79 均衡表転換線(日足)
21354.21 均衡表基準線(日足)
21326.28 均衡表雲上限(日足)
21295.61 26週移動平均線
21283.68 均衡表基準線(週足)
21261.01 均衡表雲下限(週足)
21184.27 ボリンジャー:-1σ(25日)
21036.93 均衡表転換線(週足)
20948.50 ボリンジャー:-2σ(25日)
25日線やその直上の75日線に戻して取引を終えた。25日線が上向きに転じたこともあり、下落トレンド入りを回避した格好となった。
昨日の-2σ接近をボトムとする反転トレンド形成が期待される。RSI(14日ベース)は53.52%(昨日48.27%)と50%台に戻し、こちらも弱気トレンド入り回避を示唆している。