日経ジャスダック平均は4日続落、手じまい姿勢
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【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は4日続落、手じまい姿勢
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日経ジャスダック平均株価は4日続落した。終値は前日比53円24銭安い3365円07銭だった。5月25日以来およそ2カ月ぶりの安値水準。東京都の31日の新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最多を更新したことなどが投資家心理の重荷となった。
日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)が海外機関投資家などの売りに押されてじりじりと水準を切り下げたことから、個人投資家も手じまい姿勢を強めた。新型コロナ関連銘柄など一部の材料株は買いを集めたが、物色は広がらなかった。
月間では2.3%安と、4カ月ぶりに下落した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で586億円、売買高は1億5794万株だった。
値上がり銘柄数は99、値下がり銘柄数は551となった。
個別では、エイアンドティーがストップ安。ストリームメディアコーポレーション、トミタ電機は一時ストップ安と急落した。極楽湯ホールディングス、ビーイング、日本コンピュータ・ダイナミクス、ぱど、シダックスなど14銘柄は年初来安値を更新。ピクセルカンパニーズ、ストライダーズ、ゼネテック、大塚家具、アスコットが売られた。
一方、エッチ・ケー・エスがストップ高。アクシーズ、ウエストホールディングス、クルーズ、ホットマン、パピレスなど14銘柄は年初来高値を更新。セプテーニ・ホールディングス、アルファ、セフテック、不二ラテックス、プロルート丸光が買われた。