マザーズ指数は続伸、買い安心感
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【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は続伸、買い安心感 |
東証マザーズ指数は続伸した。終値は前日比21.55ポイント高い1105.56だった。前日の米国株相場が上昇した流れを引き継ぎ、東京株式市場でも新興株全般に買い安心感が広がったようだ。
個別材料のある銘柄にも物色が向かった。新興市場で時価総額が1位のメルカリはネットショップを開設できる新サービスの本格提供を開始したと発表し、上場来高値を更新した。市場では「成長期待の高い銘柄に海外投資家の買いが入っている」との指摘があった。霞ヶ関Cやジモティーが上昇した。半面、BASEやPアンチエイ、HENNGEが下落した。
プロカンやアスタリスクなど、最近上場した銘柄への買いも目立った。直近上場銘柄で構成するIPOインデックス(加重平均)は続伸した。
売買代金は概算で1165.88億円。騰落数は、値上がり272銘柄、値下がり102銘柄、変わらず15銘柄となった。
個別では、フーバーブレイン、アクアラインがストップ高。霞ヶ関キャピタル、メルカリ、ジモティー、日本リビング保証は年初来高値を更新。Amazia、ハイアス・アンド・カンパニー、データホライゾン、エンバイオ・ホールディングス、アドベンチャーは値上がり率上位に買われた。
一方、インタースペース、海帆、ジェネレーションパス、アクシス、Appier Groupなど8銘柄が年初来安値を更新。キャリア、HENNGE、フルッタフルッタ、ジェイフロンティア、アーキテクツ・スタジオ・ジャパンが売られた。