値上がり優勢、日経平均株価上昇で、連れ高
![]() |
【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、日経平均株価上昇で、連れ高
|
東証グロース市場は日経平均株価の連騰などを受けて投資家心理が上向く中、買いが優勢となった。グロースCoreは小幅高。東証マザーズ指数は堅調。東証マザーズ指数の終値は前週末比5.35ポイント(0.72%)高い752.90だった。日経平均株価が約33年ぶりの高値を付けるなど投資家が運用リスクをとる動きが広がるなか、新興市場にも買いが波及した。
グロース市場の売買代金上位では、最近株価が持ち直しているアイスペースがにぎわうなど、決算が終わって材料が減る中、「値動き第一」の動きが目立ちやすくなった。一方で、「長期のトレンドに変化が見られる銘柄を買う動きも見られる」といった指摘もあった。
東証グロース市場では、アイスペースやFPパートナ、AIAIが上昇した。一方、うるるやティムス、プレイドは下落した。
値上がり銘柄数328、値下がり銘柄数166と、値上がりが優勢だった。
個別では、アミタホールディングス、アララ、EduLab、Welby、リンカーズなど9銘柄がストップ高。ファンデリー、コンヴァノは一時ストップ高と値を飛ばした。ユナイテッド、ランディックス、クリアル、海帆、BRUNOなど25銘柄は年初来高値を更新。トゥエンティーフォーセブン、AIAIグループ、アクアライン、ブランジスタ、i−plugが買われた。
一方、アミタホールディングス、アマナ、サンワカンパニー、グランディーズ、メディア工房など19銘柄が年初来安値を更新。ティムス、うるる、セキュア、アクリート、Branding Engineerが売られた。