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反落スタート一時3万円割れ、利益確定売り
【市況】東京株式(寄り付き)=反落スタート一時3万円割れ、利益確定売り
【寄り付き概況】


9日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比222円安の2万9959円21銭で、節目の3万円を下回った。
 
前日まで8連騰と上値追いを続けていた日経平均だが、この間に2500円以上の上昇を示しており、目先は急伸に対する反動から利益確定の売りが表面化している。前日の米国株市場では景気減速懸念とテーパリング前倒しの思惑が重なり、NYダウなど主要株3指数が揃ってマイナス圏で引けたことで、東京株式市場でも買いポジションを調整する契機となった。
自民党新総裁のもとで打ち出される経済対策に対する期待感を背景に、ここ東京株式市場は強気に傾き過ぎていたきらいもある。前日に日経平均は終値ベースで3万円大台を回復したが、明日のメジャーSQ算出を控え買い手控えムードも拭えず、きょうは再び大台を割り込む可能性も意識される。
 
東京外国為替市場は午前9時2分時点で、1ドル=110円台の前半(8日は1ドル=110円24−25銭)、1ユーロ=130円台の前半(同130円42−46銭)で取引されている。
 
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反落している。
 
個別では、連日で大幅高となっていたソフトバンクグループは下落。カナダの半導体メーカーを買収するとの報道があったキヤノンも安い。塩野義やネクソンの下げが大きい。
ヤクルト、ACCESS、SHIFT 、ネクソンなどが下落している。
 
一方、東電HDや関西電が上昇。丸紅やアサヒが上げた。ミライアル、アイモバイル、MSJP、ブラスなどが上昇している。

 
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