売り優勢、目先上昇一服感
【市況】東京株式(寄り付き)=売り優勢、目先上昇一服感
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3日の日経平均株価は3営業日ぶりに反落して始まった。始値は前日比60円68銭安の2万6740円30銭。
前日の欧米株市場は高安まちまちの展開となり、NYダウが終盤に水準を切り上げ続伸となったものの、ナスダック総合指数はわずかながら反落しており、目先上昇一服感が生じている。東京市場でも前日時点で日経平均ベースの騰落レシオが過熱の目安とされる120%を上回ったことで、足もとは様子見ムードも漂う。
ただ、新型コロナワクチンの実用化期待などを背景に押し目買いニーズは強く、下値抵抗力も発揮しそうだ。
JPX日経インデックス400、東証株価指数(TOPIX)はいずれも続伸している。
個別では、ファーストリテ、TDK、ダイキンが安く、エーザイ、アドバンテス、ファナック、リクルート、ヤマトHDが売られている。
半面、JR西日本やJR東海、川崎汽や商船三井など陸運・海運株が高い。トヨタ、東エレク、オムロンが買われている。