米ドル円は109円台半ば付近で推移、この後は米感謝祭のため取引参加者は限定的か。
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【為替】米ドル円は109円台半ば付近で推移、この後は米感謝祭のため取引参加者は限定的か。
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28日、東京外国為替市場の米ドル円は一時109.325円まで下落し、その後は109円台半ば付近で小動きとなった。トランプ米大統領が香港人権法案に署名し、同法が成立したことなどが報じられている。これらの報道を受け、米中関係の悪化や貿易協議への影響などが懸念されることとなり、早朝から米ドル円は売られたようだ。
また、同法の成立に対して中国政府は声明で「重大な内政干渉だ」と発表し報復処置を警告している。引き続き中国政府側の反応には注視していきたい。また、この後は米国が感謝祭で祝日となっていることから、取引参加者は限定的となり、米ドル円の値動きは限定的となる可能性が考えられそうだ。現在、欧州時間に入り米ドル円は109.430円付近で推移。
テクニカル的には米ドル円は引き続き200日移動平均線(108.932円)付近がサポートとなりそうか。
[提供:カネツFX証券株式会社]