上値の重い展開か
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【オープニングコメント】 上値の重い展開か |
22日の東京株式市場は、上値の重い展開か。
日経平均株価予想レンジは、3万500円−3万900円を想定。(19日終値3万808円35銭)
ダウ平均は109ドル安の33426ドルで取引を終えた。上昇する場面もあったが、債務上限問題の交渉難航が伝わったことで売りが優勢となった。
前週末19日の日経平均株価は、7日続急伸したものの、現地19日の米国株式が下落した動きを受け、利益を確定する売りが先行しそうだ。
連騰が続くなか、日経平均株価は25日移動平均線とのかい離率が18日の5.7%から6.1%に上昇。短期的な過熱感を警戒し、様子見ムードが広がる場面もありそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=137円台の後半(前週末19日は138円11−13銭)と、やや円高方向にある一方、ユーロ・円が1ユーロ=149円台の前半(同148円83−87銭)と、やや円安方向に振れるなど、まちまち。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同19日の大阪取引所清算値比45円安の3万855円だった。
【好材料銘柄】
■ゲンダイエージェンシー <2411>
発行済み株式数(自社株を除く)の3.90%にあたる49万9700株(金額で2億5000万株)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月22日から9月22日まで。
■ジー・スリーホールディングス <3647>
東証が特設注意市場銘柄の指定を解除。
■マークラインズ <3901>
「情報プラットフォーム」の利用料金を7月から改定する。
■EduLab <4427>
東証が特設注意市場銘柄の指定を解除。
■くろがね工作所 <7997>
23年11月期上期に投資有価証券売却益9100万円を特別利益に計上する。
■MS&ADインシュアランスグループホールディングス <8725>
今期経常は82%増で2期ぶり最高益、40円増配へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.12%にあたる600万株(金額で200億円)を上限に自社株買いを実施する。
【主な経済指標・スケジュール】
22(月)
【国内】
3月機械受注(8:50)
【海外】
予定はありません
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。