マザーズ指数は反落、IT関連銘柄の一角には売り
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【市況】東証マザーズ市場(前引け)=マザーズ指数は反落、IT関連銘柄の一角には売り
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東証マザーズ指数は反落した。前引けは前日比2.97ポイント安い1212.26だった。米国では国債増発への懸念も残り、長期金利が上昇基調にある。国内でも金利の低位安定を前提に買いを入れていたマザーズ市場のIT(情報技術)関連銘柄の一角には売りが目立った。
ラクスやSansan、フリーが下落した。一方、そーせいやJTOWERが上昇したほか、12月のPOS(販売時点情報管理)レジの有料プランの導入店舗数が増えたスマレジが買われた。
市場では「景気敏感株や環境関連などのテーマ株と比べると、マザーズ市場に多いIT関連は買いにくいが、投資マインドは依然として上向きだ」との声があった。値上がり銘柄数は168、値下がり銘柄数は167となった。
個別では、オンデック、ブランディングテクノロジー、I−ne、Kaizen Platform、ホープが売られた。
一方、エヌ・ピー・シー、フィット、和心、ウィルズ、Macbee Planetが買われた。