堅調展開か
【オープニングコメント】 堅調展開か |
26日の東京株式市場は、続伸後もしっかりか。
日経平均株価の予想レンジは、3万700円−3万1100円を想定。(25日終値3万801円13銭)
米国株はまちまち。ダウ平均が下落した一方、S&P500とナスダックは上昇。ダウ平均は35ドル安の32764ドルで取引を終えた。エヌビディアが凄まじい上昇を見せたこと、エヌビディア以外の半導体株にも強い動きが見られ、グロース株買いが活況となったこと、円安が進んでいることなどから、日本株には買いが入ると予想する。
きのう25日の日経平均株価は、朝安後に上げ転換し3日ぶりに反発。強い地合いのなか、堅調な値動きとなりそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=140円前後(25日は139円39−41銭)、ユーロ・円が1ユーロ=150円台の前半(同149円44−48銭)と、円安に振れている。円安を追い風に、輸出関連銘柄などが上昇を支えそうだ。
ただ、現地29日の米国市場はメモリアルデーで休場となることもあり、様子見姿勢が広がる場面も想定される。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、25日の大阪取引所清算値比270円高の3万1100円だった。
【好材料銘柄】
■燦キャピタルマネージメント <2134>
コンサルティング業務を手掛ける桂経営ソリューションズと業務提携。
■バナーズ <3011>
発行済み株式数(自社株を除く)の3.83%にあたる61万株(金額で8113万円)を上限に、5月26日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
■gooddaysホールディングス <4437>
6月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。
■テリロジーホールディングス <5133>
さくらインターネット <3778> グループのアイティーエムと資本業務提携。アイティーエムが実施する第三者割当増資を引き受け、持ち分法適用関連会社化する。
■エイベックス <7860>
今期最終を2倍上方修正。
【主な経済指標・スケジュール】
26(金)
【国内】
5月都区部消費者物価指数(8:30)
【海外】
米4月個人所得・個人消費支出(21:30)
米4月耐久財受注(21:30)
休場:香港(仏誕節)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。