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「大きな見間違い」
「大きな見間違い」
「大きな見間違い」
 
ひょっとすると大きな見間違いをしていたかも知れない。
昨夜、テレビでタンザニアの風景と生活事情を放送していた。
携帯電話を使った送金が当たり前。
電気がないので、ランタンを買って夜を明るくする。
その電気の中身は太陽光発電。
え?アフリカで?
というのが素直な実感。
そして、第4次産業革命って本当は発展途上国が一番恩恵?
という気もしてきた。
電話線などひいてないから固定電話でなく携帯電話。
銀行の支店が少ないから、携帯送金。
これは当たり前のことだろう。
政府の成長戦略が打ち出したのが「フィンテック/キャッシュレス」。
キャッチは「誰でもどこでもキャッシュレス」。
生活のあらゆる場面において現金に縛られることなく簡単に安く安全に支払い・送金ができるようにする。
このお題目は間違ってはいない。
しかし現実問題として、銀行や物流が世界最先端レベルにある日本で必要なのかどうかは疑問だった。
そうではなかったということ。
10億以上の人口がいるアフリカで浸透してきたということは、世界で起きる。
いままで発展してきたもの=銀行などの金融機関がなくてもアフリカでは生活は成り立っている。
このメジャーワールドで戦うためには日本などの既成概念では戦えない。
現地に即して虚飾を排し、実務的に有効でなければならない。
だからこそのフィンテックだったのだと思う。
そういう意味では「大きな見間違い」。
視点を変えなくては成長戦略も最先端技術も濁って映ってしまう。
自分が持っている文明感というものは180度の転換が必要なのかも知れない。
だからこその「SDG’s」と考えるとスッと落ちてくるような気がする。
 
ある上場企業からお送り頂いた創業150周年の品物。
中に入っていたのが虎屋の羊羹。
昨日そのままストボに持っていったあとの後場寄り前のランチタイム。
ストボのオフィスで前後場のキャスターが4人。
揃って食したのが黒砂糖の効いた虎屋の羊羹。
美味だった。
ところで前場の日経平均は61円安。
「もし後場プラ転したら、毎週虎屋の羊羹?」なんて言って後場寄り前にオフィスを出た。
途中、日証館の入り口にある渋沢栄一翁の「赤石」を何気なく相方と撫でてから向かった。
第一国立銀行・東京株式取引所などの創立者として知られる渋沢栄一翁の兜町邸宅に置かれていた明石。
これが昨年から鎮座しているのである。
石を触るなんてことで株価が上がる訳もない。
しかし引けてみれば36円高。
羊羹がクローズアップされて「毎週羊羹?」と思ったが、赤石を触ったことを思い出した。
木曜担当の老キャスター氏にお話したところ「お前の熱意だけは認める」。
微妙な反応だった。
先週火曜は前場11銭安。
気合を入れてストボ伝説「昼カレーの株高」に挑んだら大引けは24円高で3日続伸。
単なるアノマリーに過ぎないが、アノマリーは勝手に増えてくる。
「10月は、相場変動は大きくなるが、結果的にプラスで終わる」というのがウォール街のアノマリーでもある。
 
「大きく下がっときこそ顧客に電話をかけまくる」。
これが古の証券マンの姿勢だった。
ただ問題はあった。
それは希望的観測にバイアスがかかりただ「落ち着きと希望と明るい未来予想図」を提供していただけだった。
本来必要とされるのは冷静な市場分析。
とはいえ、これは支店の営業マンレベルではなかなか難しいもの。
しかし必要なことであることは間違いない。
結果的にバブル崩壊を除けば、希望的観測が当たってきたのが歴史。
それはそれで間違いではなかったのかも知れない。
しかし、今はどうなのだろう。
「お話しましょう」と言っていた証券会社。
「営業マンとは話したくない」と言っていた投資家さん。
これが逆転しているような気がする。
「こういうときこそ相談したいのだけど・・・」。
そんな気持ちと裏腹に、「保険買いましょう。外国債買いましょう」。
株の「カ」の字も登場しないことも多いだろう。
株式売買手数料は証券会社の利益の源泉ではなくなったのだから致し方ないかも知れない。
しかし、証券マンの優位性は日々相場が移ろうこと。
昨日と同じ今日はないのだ。
それでも、証券マンは相場ではなく、その他の投資商品に傾注する。
「株を買おうと思って証券会社に行ったら、出てきた時は保険に入っていた」。
笑えない話だ。
対面で株式投資をおやりになっている方の営業マンの判断基準。
「今日、担当者から電話がきたか、メールが来たか」だろう。
今日、ナシの礫ならば付き合う意味はない。
それこそネットとコールセンターレベルで事足りる。
あるいはそれ以下かも知れない。
そういう意味では重要な一日。
 
前引けの日経平均株価は914円94銭安の22591円10銭と急落。下げ幅は今年3月23日(974円)以来の大きさ。取引時間中としては9月12日以来およそ1カ月ぶりの水準に沈む場面があった。NY株式相場の急落を受けて海外投資家から日本株に売りが拡大。上海、香港の株式相場が大きく下落し投資家心理がさらに冷え込んだ。
 
「株価指数先物にリスク回避の売りが出て日経平均の下げ幅は大きくなった」との見方だ。テクニカル的には75日移動平均線(2万2721円71銭)、200日移動平均線(2万2510円)などが下値めどとして意識されている。菅義偉官房長官は午前の会見で、米株暴落を受け日経平均株価が一時900円以上下落したことに関して、「株価の動向について政府の立場でコメントはひかえる。米国経済をはじめ世界経済は堅調に推移している。企業収益は過去最高、雇用所得は改善し、経済の好環境は確実に回りはじめている。
万全の態勢を取る」とコメント。
 
東証1部の売買代金は1兆7834億円。値上がり42銘柄、値下がり2056銘柄。新高値4銘柄、新安値286銘柄。ドンキ、ヤマダ電が上昇。ファナック、ソニーが下落。
 
 
(櫻井)。

 
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