マザーズ指数は3日ぶり反落、売買代金6月9日以来の低水準
【市況】東証マザーズ市場(前引け)=マザーズ指数は3日ぶり反落、売買代金6月9日以来の低水準
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東証マザーズ指数は反落した。前引けは前日比5.48ポイント安い1136.56だった。
マザーズ売買代金が1089億円にとどまった。特にマザーズの方は6月9日以来の低水準で、連休明けながら個人投資家の売買は活発化しなかった。
ネット証券売買代金ランキングを見ると、日経レバETFは既に売り超に転換。連休前に懸念していたとおり、個人投資家の戻り売り水準は一段と低下してしまったようだ。
ラキールやPアンチエイ、アンジェスが下落した。一方で、ウェルスナビやベイシス、JTOWERが上昇した。
値上がり銘柄数は143、値下がり銘柄数は196となった。
27日にマザーズ市場に上場したサーキュは買い注文が膨らみ、午前は取引が成立しなかった。前引け時点の気配値は3085円と、公開価格(1810円)を70%上回った。
個別では、スタジオアタオ、イルグルム、FFRIセキュリティ、エコモット、UUUMなど26銘柄が年初来安値を更新。アンジェス、バリュエンスホールディングス、ラキール、きずなホールディングス、メドレーが売られた。
一方、グローバルウェイがストップ高。ランディックス、ジェイグループホールディングス、サンワカンパニー、シンメンテホールディングス、シック・ホールディングスは年初来高値を更新。BCC、オムニ・プラス・システム・リミテッド、ミンカブ・ジ・インフォノイド、日本電解、コンフィデンスが買われた。