方向感に乏しい展開か
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【オープニングコメント】 方向感に乏しい展開か |
22日の東京株式市場は、方向感は定まらず、2万8000円近辺での一進一退が続くと予想する。
日経平均株価の予想レンジは、2万7800円−2万8100円を想定。(21日終値2万7944円79銭)
米国株は下落。ダウ平均は45ドル安の33700ドルで取引を終えた。中国の新型コロナウイルス感染拡大を警戒して上値の重い展開だった。
きのう21日の日経平均株価は、下げ幅を縮小して取引を終えていたことから、買い優勢のスタートが期待される。ただ、現地21日の欧米株式が下落していることから、積極的な買いが見込みにくい。また、あす23日は勤労感謝の日の祝日で現物株取引は休場、米国市場は24日が感謝祭の祝日で、様子見姿勢が強まることが想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=142円台のトビ台(21日は140円84−86銭)、ユーロ・円が1ユーロ=145円台の半ば(同144円44−48銭)と円安方向に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、21日の大阪取引所清算値比75円高の2万8045円だった。
【好材料銘柄】
■マーチャント・バンカーズ <3121>
糖尿病治療薬等の国際特許出願で国内移行手続が完了。
■メドレー <4480>
東証が28日付で東証プライムに市場区分を変更する。
■アルマード <4932>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.5%にあたる15万株(金額で1億5000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は11月22日から12月27日まで。
■レントラックス <6045>
10月売上高は前年同月比43.1%増。
■アールビバン <7523>
発行済み株式数(自社株を除く)の2.72%にあたる30万株(金額で2億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は11月22日から12月28日まで。
■エフ・コード <9211>
LINE活用型チャットボット「hachidori」及びSaaS型動画メッセージツール「recit」をhachidoriから事業譲受。
【主な経済指標・スケジュール】
22(火)
【国内】
予定はありません
【海外】
米7年国債入札
《米決算発表》
ベスト・バイ、ダラー・ツリー
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。