「投資八策(令和2年版)」
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「投資八策(令和2年版)」 |
「投資八策(令和2年版)」
日経朝刊の見出しは「低いPBR株、上昇けん引」。
結果的には低PBR銘柄の上場が目立ったということだろう。
PBR1倍は解散価値。
それを下回っているのは本来異常事態。
それでもそういうダメ男君はゴロゴロしている。
19日時点でPBRが1倍を下回っているの東証1部の約半分だから1000銘柄超。
これで3月6日以来の1倍台回復。
ココはゴールではなくスタ─ト地点と見たいところだ。
そういえば・・・。
「PBR1倍台復活は当面ない」と予測した市場関係者も結構いた。
理路整然とした見事な逆指標というのは今でも遭遇するものだと感心する。
加えれば・・・。
「PBR1倍割れは割安ではない」という市場関係者もいる。
「解散価値よりも安いのだから」というのはフツーの感覚。
しかし「解散価値でも買う人がいないほど人気が離散した株」と考えれば決して割安ではないということ。
むしろ「解散価値以上の付加価値がなければ株式投資に値しない」という評価基準だ。
こちらの方が正しいような気がする。
魑魅魍魎が跳梁跋扈する株式世界の「投資八策(令和2年版)」
(1)株価はロー・セカンド・サード・トップ。今はどこかを考える。
(2)政府資料も数値も原典に当たり可能な限り自分で検証する。
(3)未来創造からの現実回帰が重要。
(4)限界水準の移行を肌感覚で甘受する。
(5)逆指標・反対意見を尊重する。
(6)株は下げなきゃ上がれない。株は上げなきゃ下がらない。
(7)最高の料理は気概と覚悟と志から生まれる
(8)相場は乗り越えられる試練しか与えない。
大原則は「ヒ・ミ・ツの呪文を忘れない」
(櫻井)。