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反発スタート、米株高を受け
【市況】東京株式(寄り付き)=反発スタート、米株高を受け
【寄り付き概況】

9日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比59円53銭高の2万7633円96銭だった。その後、上げ幅は100円を超えた。
東証株価指数(TOPIX)は、6.50ポイント高の1948.00で始まった。

前日の米株式市場は、NYダウが183ドル高と続伸した。米新規失業保険申請件数が増加したことを受け、利上げペース減速に向けた期待が浮上し値頃感からの買いが流入した。

中国でのゼロコロナ規制の緩和に向けた動きも好感された。米国株が上昇した流れを受け、東京株式市場も値を上げて始まった。また、為替は1ドル=136円60銭前後で推移している。

主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2.7%高となった。東エレクやアドテストといった半導体関連が上昇し、日経平均を押し上げている。

株価指数先物・オプション12月物の特別清算指数(SQ)の算出に絡む現物株売買もあった。QUICKの試算によるとSQ値は2万7576円37銭だった。

寄り付き時点で業種別では33業種中、26業種が高く、値上がりは電力・ガス、卸売り、非鉄、ゴム、電気機器など。値下がり上位に鉱業、繊維など。

個別では、ソフトバンクグループ(SBG)、TDK、ファナックが高い。武田が年初来高値を更新した。一方、前日に2〜10月期の決算を発表した積ハウスが下落。第一三共も安い。

 
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