日経ジャスダック平均は続落、売り買い交錯
![]() |
【市況】ジャスダック市場(前引け)=日経ジャスダック平均は続落、売り買い交錯
|
日経ジャスダック平均株価は小幅に続落した。前引けは前日比1円69銭安い3813円63銭となった。
新型肺炎に対する懸念はやや後退しているものの、企業決算に対する警戒感もあり依然と売り買い交錯となっている。新型肺炎の感染拡大で製品需要が増えるとの思惑から一時買いを集めていた銘柄が決算発表をきっかけに大きく売られるなど、主力銘柄の一角の下落が指数を押し下げた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で303億円、売買高は4663万株。値上がり銘柄数は278、値下がり銘柄数は309となった。
個別では、地域新聞社、五洋インテックスが昨年来安値を更新。興研、重松製作所、中京医薬品、パシフィックシステム、構造計画研究所が売られた。
一方、共同ピーアールが一時ストップ高と値を飛ばした。佐藤食品工業、ジェーソン、昭和パックス、松本油脂製薬、シダックスなど11銘柄は昨年来高値を更新。野村マイクロ・サイエンス、ビジョナリーホールディングス、シンポ、テセック、アールビバンが買われた。