反発スタート、輸出関連に買い
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【市況】東京株式(寄り付き)=反発スタート、輸出関連に買い
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3日午前の日経平均株価は、前営業日比78円27銭高の2万7673円00銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、1.11ポイント高の1926.60で始まった。
前日の米国株市場では、ペロシ米下院議長が台湾を訪問したことで米中関係の悪化を警戒する形で売りが広がり、NYダウが400ドルを超える急落となった。
ただ、半導体セクターが底堅い動きを示すなどハイテク株が底堅さを発揮したことで、ナスダック総合株価指数の下げは小幅にとどまっており、前日に日経平均が先物主導で400円弱の下落をみせていた東京株式市場ではショートカバーが入りやすい状況にある。
外国為替市場では1ドル=133円台まで急速に円安方向への揺り戻しがみられ、これも東京株式市場には追い風材料となっている。
機械や電気機器など、輸出関連の一角に買いが入っている。
市場では「ニュースのヘッドラインで相場が急変動する神経質な展開には警戒が必要だ」との声もある。
個別では、前日に今期の利益予想を上方修正したダイキンが大幅高。ファストリやソフトバンクグループ(SBG)が上げた。
一方、第一三共やアステラスが下落。AGCや日野自の下げがている。。