【市況】ジャスダック市場(大引け)＝日経ジャスダック平均は9日続伸、約1カ月ぶり高値

日経ジャスダック平均は9日続伸した。前日比1円22銭高の3353円21銭と、8月20日以来約1カ月ぶりの高値で終えた。
前日の米株高を受けて投資家心理が強気に傾き、買いが先行した。
ラクオリアやシンバイオ製薬など好材料を発表した銘柄や、時価総額の大きな主力株が買われた。
ただ、買い一巡後は9営業日続伸していたこともあり利益確定売りが出たほか、米連邦公開市場委員会（FOMC）の結果発表を控えて様子見ムードも強く、持ち高を一方向に傾ける動きは限られた。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で423億円、売買高は8442万株。
値上がり銘柄数は270、値下がり銘柄数は315となった。
 
個別では、プロルート丸光が一時ストップ高となった。マサル、日本サード・パーティ、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、クラスターテクノロジー、モーニングスターなど8銘柄は年初来高値を更新した。ラクオリア創薬、OSGコーポレーション、シンバイオ製薬、イマジニア、岩塚製菓が買われた。
 
一方、アプライド、エムティジェネックス、リーバイ・ストラウス　ジャパンが年初来安値を更新した。HAPiNS、アエリア、LCホールディングス、中央化学、アストマックスが売られた。