兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
売り買い拮抗、新興株の買い控え
【市況】東証グロース(大引け)=売り買い拮抗、新興株の買い控え

 
東証グロース市場は大型連休前で動きにくく、東京株式市場全般が小動きに終始。グロース市場も小甘い展開となった。この日はグロース市場でもプライム市場同様に押し目買いが見られたが、売買代金は880億円と少なかった。「決算を受けて買われる銘柄もあったが、市場全体を押し上げる力はなかった」という。
日本が祝日となる3日には4月の米雇用統計が発表される。3月の同統計発表後は、米利下げが後ずれするとの見方から米長期金利が上昇した経緯があるだけに金利上昇が逆風となる新興株の買い控えにつながった。
 
東証グロース市場250指数は続落した。終値は前日比3.29ポイント(0.51%)安の642.96だった。グロースCoreも値を下げた。
グロース市場ではデータセクやQPS研究所が下落した。一方、TWOSTや売れるネットは上昇した。
値上がり銘柄数245、値下がり銘柄数268と、売り買いが拮抗した。
 
個別では、売れるネット広告社がストップ高。Green Earth Institute、タカヨシホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。ツクルバ、セキュア、jig.jpなど4銘柄は年初来高値を更新。ストリームメディアコーポレーション、キャスター、GLOE、くすりの窓口、グローム・ホールディングスが買われた。
 
一方、アスカネット、メディカルネット、i-plug、ビザスク、カルナバイオサイエンスなど15銘柄が年初来安値を更新。Birdman、ASJ、ダブルエー、リンカーズ、シルバーエッグ・テクノロジーが売られた。
 
a