兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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様子見姿勢の強い地合いか
【オープニングコメント】
様子見姿勢の強い地合いか
18日の日経平均株価は、様子見姿勢の強い地合いが続くだろう。
日経平均株価の予想レンジは、2万8900円−2万9300円。
10年債利回りの低下を受けてナスダックが上昇した一方、ダウ平均とS&P500は下落した。ダウ平均は210ドル安の33823ドルで取引を終えている。
きのう17日の日経平均株価は、シカゴ日経平均先物にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まることになりそうだ。
現地17日の米国株式市場で、NYダウは4日続落となったものの、ナスダック総合指数が反発し、史上最高値に迫る動きをみせたことも支えになるとみられる。
新型コロナウイルスワクチン接種の拡大による景気回復への期待感も意識されそうだ。
 
日銀会合に関しては政策に変更はないと思われる。ただ、FOMCがタカ派色の強い内容になったこと、4月以降、日銀のETF買い入れ姿勢に変化が出てきていることなどから、黒田総裁がどのようなメッセージを市場に届けるかには注目が集まる。前場は日銀会合の結果発表を前に動きづらく、後場も総裁会見を前に様子見姿勢の強い地合いが続くだろう
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の前半(17日は110円59−60銭)、ユーロ・円が1ユーロ=131円台の前半(同132円20−24銭)と円高に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、17日の大阪取引所清算値比125円高の2万9125円だった。
 
 
 
【好材料銘柄】 
 
■ファンコミュニケーションズ <2461>
発行済み株式数(自社株を除く)の4.09%にあたる300万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月18日から10月18日まで。
 
■バイタルケーエスケー・ホールディングス <3151>
発行済み株式数(自社株を除く)の3.62%にあたる200万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月18日から22年1月31日まで。
 
■オルトプラス <3672>
DMM.comとオンラインクレーンゲームを提供する合弁会社を設立する。
 
■ディー・ディー・エス <3782>
子会社MICROMETRICS TECHNOLOGIESがマイクロレンズを使った指紋認証用センサモジュール及び指紋認証装置に関する米国特許査定通知を受領。また、エクスジェン・ネットワークスとID統合管理ソフト「LDAP Manager」の代理店販売契約を締結。
 
■デ・ウエスタン・セラピテクス研究所 <4576>
ユビエンスと標的タンパク質分解誘導薬の創出を目的とした共同研究契約を延長し、資本提携を締結。
 
■ジェイテックコーポレーション <3446>
中小企業庁が公募した令和3年度「戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン事業)」に2次元集光X線ミラーの共同研究が採択。
 
■オプティム <3694>
固定翼型ドローンを用いて作物の生育情報を広範囲で取得し、きめ細やかな栽培指導を実現する実証実験を実施。国内初。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
18(金)
【国内】
黒田日銀総裁会見
5月全国消費者物価指数(8:30)
 
【海外】
予定はありません
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
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