底堅い展開か。
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底堅い展開か。 |
米中貿易協議の行方に注視する必要はあるが、足元の中国の景況感や米国の年末商戦の滑り出しは良好で、堅調な海外景気指標が続けば、相場の支えとなろう。
ドル円は東京時間で109円70銭台をつける場面があり、足元の円安の流れが続くかどうかが注目される。このタイミングで110円台に乗せるような動きが見られれば、円安・株高の流れが強まり、日経平均は一気に24000円台を試しに行くような展開も期待できるだろう。
ただ、東証1部の売買代金は2日時点で1兆6942億円(前週末比628億円減)と4営業日連続の2兆円割れとなり、薄商いが続く。外部要因に変調があれば、株価指数先物主導で揺さぶられることも想定される。
■テクニカル・ポイント(2日現在)
24659.32 ボリンジャー:+3σ(13週)
24642.49 ボリンジャー:+3σ(26週)
23976.22 ボリンジャー:+2σ(13週)
23836.90 ボリンジャー:+3σ(25日)
23722.49 ボリンジャー:+2σ(26週)
23633.97 ボリンジャー:+2σ(25日)
23529.50 ★日経平均株価2日終値
23431.04 ボリンジャー:+1σ(25日)
23389.41 6日移動平均線
23293.11 ボリンジャー:+1σ(13週)
23228.11 25日移動平均線
23167.39 均衡表転換線(日足)
23156.83 均衡表基準線(日足)
23038.58 新値三本足陰転値
23025.18 ボリンジャー:-1σ(25日)
22822.25 ボリンジャー:-2σ(25日)
22802.49 ボリンジャー:+1σ(26週)
22619.33 ボリンジャー:-3σ(25日)
22610.01 13週移動平均線
22458.47 均衡表転換線(週足)
22143.53 均衡表雲上限(日足)
ローソク足は陽線を引き、終値は上向きの5日線上に復帰し、今年最高値を更新した。しかし、ザラ場高値は11月26日高値を抜けず、もみ合い圏離脱には至っていない格好。
一目均衡表で基準線と転換線が横ばいだったことも目先のもみ合い継続を示唆している。RSIは55.34%(先週末47.08%)と中立圏にとどまり、ボックス上限抜けの材料待ちの形勢となっている。