もみ合い展開か
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【オープニングコメント】 もみ合い展開か |
手がかり材料に乏しいなか、高値警戒感と先高期待のあいだで、もみ合い展開となりそう。
日経平均株価の予想レンジは、2万8300円−2万8600円。
ダウ平均が下落した一方、S&P500とナスダックは上昇。ダウ平均は8ドル安の31060ドルで取引を終えた。
現地13日に米下院は、トランプ米大統領の弾劾訴追案を賛成多数で可決した。時間外取引での米株価指数先物の反応をみたいとして、手控えムードが広がる場面もありそう。
ただ、下げたところでは上昇に乗り遅れた投資家からの買いが下値を支えると思われる。市況関連などは米国同様に売りに押されるだろうが、ハイテク株には金利低下はフォローの材料になる。強弱感が交錯し、前日終値を意識しながらの一進一退が続くと予想する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=103円台の後半(13日終値は103円68−69銭)とやや円安方向にある一方、ユーロ・円が1ユーロ=126円台の前半(同126円52−56銭)とやや円高に振れるなど、まちまちの動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、13日の大阪取引所清算値比15円安の2万8445円だった。
【好材料銘柄】
■パソナグループ <2168>
今期経常を一転47%増益に上方修正・最高益更新へ。
■S Foods <2292>
今期経常を一転8%増益に上方修正・3期ぶり最高益更新へ。
■Shinwa Wise Holdings <2437>
上期経常が黒字浮上で着地・9-11月期は3倍増益。
■アイケイ <2722>
上期経常は3倍増益で上振れ着地。
■イワキ <8095>
今期経常は37%増で2期ぶり最高益、前期配当を2円増額・今期は2円増配へ。また、23年11月期に営業利益42億円(20年11月期実績は20.3億円)を目指す中期経営計画を策定。このほか、子会社岩城製薬がキノファーマが実施する第三者割当増資を引き受けるとともに、いぼを適応症とした製剤開発及び原薬供給で業務提携。
■山陽百貨店 <8257>
山陽電気鉄道 <9052> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株2630円で13日終値を58.3%上回る水準。買い付け期間は1月14日から3月1日まで。
■イオンフィナンシャルサービス <8570>
今期経常を2倍上方修正。
■コックス <9876>
3-11月期(3Q累計)経常は黒字浮上・通期計画を超過。
■エスプール <2471>
今期経常は12%増で6期連続最高益、0.8円増配へ。
■パルグループホールディングス <2726>
3-11月期(3Q累計)経常は85%減益・通期計画を超過。
■日本フイルコン <5942>
前期経常が上振れ着地・今期は8%増益へ。
■サンデー <7450>
3-11月期(3Q累計)経常は3.5倍増益・通期計画を超過。
■ダイコー通産 <7673>
上期経常は82%増益で上振れ着地。
■マックスバリュ西日本 <8287>
今期経常を51%上方修正。
【主な経済指標・スケジュール】
14(木)
【国内】
11月機械受注(8:50)
12月企業物価指数(8:50)
《決算発表》
ファーストリテイ、ベイカレント、マネフォワ−ド、Sansan、松竹、ウエストHD、クリレスHD、不二越、メディアドゥ、TKP、ニッケ、USENNEXT、プレナス、ドトル日レス、北の達人、リンガハット、IDOM、日本国土、ダイト、バリュエンスH、テラスカイ、ベクトル、タマホーム、松屋、ビザスク、UUUM、サーバーワクス、ロコンド、ティアンドエス、ロゼッタ、グッドパチ、リックソフト、農総研、トライステージ、霞ヶ関キャ、インタファクトリ、識学、ウォンテッドリ、シンメンテHD、関通、SERIOHD、ALiNK、エコモット、U&C、エディア、AHCG、クックビズ
【海外】
予定はありません
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