堅調展開か
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【オープニングコメント】 堅調展開か |
4日の東京株式市場は続伸後も、堅調な展開となりそう。
日経平均株価の予想レンジは、2万7600円−2万8100円を想定。
NYダウ平均は416ドル高の32812ドルで取引を終えた。
日経平均株価は、きのう3日に反発した動きや、現地3日の欧米株式が上昇したこともあり、買い優勢スタートとなりそう。
ナスダックが2%を超える上昇と、3指数の中で最もパフォーマンスが良かった。きのう2日もダウ平均が大幅安となる中でナスダックは小幅安にとどまるなど、足元でナスダックの堅調さが目立つ。ハイテク株を中心にグロース株が買われやすくなることで、全体も楽観ムードの強い地合いが続くだろう。
ただ、ペロシ米下院議長の台湾訪問による米中関係悪化への警戒は続くとみられ、上値が重くなる場面も想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=133円台の後半(3日は133円21−23銭)、ユーロ・円が1ユーロ=136円トビ台(同135円58−62銭)と、円安方向に振れていることから、輸出関連銘柄には支えとなりそう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比265円高の2万7975円だった。
【好材料銘柄】
■クロスキャット <2307>
4-6月期(1Q)経常は2.7倍増益で着地。また、タレントマネジメントシステム「スキルナビ」を提供するワン・オー・ワンと販売パートナー契約を締結。HR領域における人材データ活用によるDX支援を強化。
■日東紡績 <3110>
上期経常を一転28%増益に上方修正。
■ブロードバンドセキュリティ <4398>
前期経常を29%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■北越メタル <5446>
今期経常を82%上方修正、未定だった上期配当は25円増配。
■シグマクシス・ホールディングス <6088>
4-6月期(1Q)経常は77%増益で着地。
■タツモ <6266>
上期経常を2.1倍上方修正・2期ぶり最高益、通期も増額。
■ミマキエンジニアリング <6638>
今期経常を一転12%増益に上方修正。
■BIPROGY <8056>
4-6月期(1Q)最終は11%増益で着地。
【主な経済指標・スケジュール】
4(木)
【国内】
10年物価連動国債入札
《決算発表》
トヨタ、ソフトバンク、HOYA、ユニチャーム、シスメックス、日本製鉄、協和キリン、キッコーマン、旭化成、コナミG、日清食HD、TIS、スクエニHD、SUMCO、ニコン、アズビル、セガサミーHD、ヤマダHD、エア・ウォーター、西武HD、昭電工、TBSHD、F&LC、応化工、めぶきFG、フジHD、グリコ、ダイセル、タカラバイオ、長瀬産、ニッパツ、西松建、UBE、日触媒、DMG森精、宝HD、平和、ノエビアHD、五洋建、不二製油、日水、日鉄物産、古河電、ミズホリース、エレコム、グリー、セーレン、オカムラ、ニップン、ジャックス、H2Oリテイル、船総研HD、ゼリア新薬、タクマ、大阪チタ、日管財、UACJ
【海外】
英国金融政策発表
米6月貿易収支(21:30)
《米決算発表》
アムジェン
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。