反発スタート 円安進行で買い戻し
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【市況】東京株式(寄り付き)=反発スタート 円安進行で買い戻し
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8日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比119円23銭高の2万1494円48銭。
前日のNYダウ、ナスダック総合指数いずれも安く引けており、東京株式市場でも積極的な買いは入りにくい局面にあるが、寄り付きは買いが先行している。ただ、今週10〜11日に行われる米中貿易協議の結果を見極めたいとの思惑から、前日に続き売買代金は低調となる可能性が高く、買い一巡後は伸び悩む可能性もある。
足もと外国為替市場では1ドル=107円台前半と円安含みで推移していることは輸出セクター中心に支援材料となる。国慶節明けの中国株市場の動向も注目される。
寄り付き時点で業種別では33業種ほぼ全面高で、値上がり上位に石油、鉱業、ガラス土石など。
個別では、キーエンス、ファナック、東エレクは買われ、トヨタ、ホンダは値を上げている。JXTG、出光興産は堅調で、国際帝石、ZHD、リクルートHDは締まり、ファーストリテ、三菱商、エムスリーは強含んでいる。
半面、ソニーは売られ、村田製、TDK、信越化はさえない。OLC、サイバエジェ、JALは弱含み、アルプスアルは緩んでいる。
テクニカル的には、松井建(1810)、若築(1888)、NESIC(1973)、GCA(2174)、サンエー(2659)、さくら(3778)、日立化成(4217)、大倉工業(4221)、ケネディクス(4321)、ソースネ(4344)、日華化(4463)、アルインコ(5933)、FUJI(6134)、ローツェ(6323)、ベイカレント(6532)、グレイス(6541)、日電波(6779)、エスリード(8877)、山九(9065)、東海運(9380)、アイネット(9600)、カプコン(9697)、NSW(9739)、いであ(9768)、ニトリ(9843)が動兆。