値上がり優勢、日米金利差の拡大が意識された
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【市況】東証スタンダード(前引け)=値上がり優勢、日米金利差の拡大が意識された
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東証スタンダード市場は米国の長期金利が上昇して日米金利差の拡大が意識されたほか、次期日銀総裁を巡る報道で大規模金融緩和策が継続するとの思惑が広がったことで外国為替市場の円安・ドル高が大幅に進み、幅広い銘柄に買いが入った。スタンダードTOP20は続落。出来高1億2119万株。
値上がり銘柄数664、値下がり銘柄数511と、値上がりが優勢だった。
個別では、東和ハイシステム、ダイワ通信がストップ高。CAPITAは一時ストップ高と値を飛ばした。nms ホールディングス、AFC−HDアムスライフサイエンス、WDI、スガイ化学工業、神鋼鋼線工業など19銘柄は昨年来高値を更新。靜甲、伊勢化学工業、エコートレーディング、ミナトホールディングス、エイケン工業が買われた。
一方、SANKO MARKETING FOODS、北日本紡績、カナレ電気、OSGコーポレーション、イオン北海道など6銘柄が昨年来安値を更新。オーナンバ、ザインエレクトロニクス、ヘリオス テクノ ホールディング、北越メタル、ダイジェット工業が売られた。