軟調な展開か
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【オープニングコメント】 軟調な展開か |
13日の日経平均株価は、軟調な展開が続きそう。
日経平均株価の予想レンジは、2万7900円−2万8300円を想定。
米国株は下落。ダウ平均は117ドル安の34378ドルで取引を終えた。大手金融機関の決算発表や9月開催のFOMC議事要旨公表を翌日に控える中、プラス圏とマイナス圏を行き来したが、終盤にかけては売りが優勢となった。
現地12日の欧米株式が下落したこともあり、売り優勢の展開が見込まれる。手がかり材料に乏しいなか、海外市場の動きに影響を受ける場面もありそう。
日経平均はきのう大幅安となったことで、戻り機運に水が差された。底打ちへの期待がやや後退する中、模様眺めムードの強い1日となるだろう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=113円台の半ば(12日は113円29−30銭)とやや円安方向に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=130円台の後半(同130円91−95銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、12日の大阪取引所清算値比70円高の2万8160円だった。
【好材料銘柄】
■フィル・カンパニー <3267>
12-8月期(3Q累計)経常は黒字浮上・通期計画を超過。
■SHIFT <3697>
今期経常は20%増で5期連続最高益更新へ。
■グローバルウェイ <3936>
11月3日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施。また、東証が13日売買分から信用取引の臨時措置を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
■OKK <6205>
東証が13日付で監理銘柄(確認中)指定を解除。また、4-6月期(1Q)経常は赤字縮小で着地。
■タマホーム <1419>
6-8月期(1Q)経常は2.2倍増益で着地。また、9月受注実績は前年同月比3%増と2ヵ月ぶりに前年実績を上回った。
■J.フロント リテイリング <3086>
上期税引き前は赤字縮小で上振れ着地。
■メディカルネット <3645>
6-8月期(1Q)経常は2倍増益で着地。
■ライトオン <7445>
今期経常は8倍増益へ。
■東宝 <9602>
今期経常を19%上方修正。
【主な経済指標・スケジュール】
13(水)
【国内】
9月マネーストック(8:50)
8月機械受注(8:50)
《決算発表》
ABCマート、ビックカメラ、サカタのタネ、吉野家HD、サイゼリヤ、ベル24HD、コメダ、大黒天、メディアドゥ、TKP、リテールPT、歌舞伎、コシダカHD、ダイト、キャリアリンク、イージェイHD、Gunosy、前沢工、チームスピリト、プラズマ、MORESCO、東洋電、トレファク
【海外】
中国9月貿易収支
米9月消費者物価指数(21:30)
FOMC議事録(9/21〜9/22開催分)
米30年国債入札
G20財務相・中央銀行総裁会議(ワシントン)
《米決算発表》
JPモルガン・チェース
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。