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6円安と小幅続落。売り一巡後は、下げ幅を縮小
東京株式(前引け)=6円安と小幅続落。売り一巡後は、下げ幅を縮小
21日午前の日経平均株価は小幅続落した。午前の終値は前日比6円55銭安い2万2192円45銭だった。

トランプ米大統領が米国の利上げに不満を表明したと伝わり、1ドル=109円台後半まで円高・ドル安が進行。自動車など輸出関連株の一角に採算悪化を嫌気した売りが先行した。下げ幅を拡大し、一時2万2053円14銭(前日比145円86銭安)まで下落する場面があった。

売り一巡後は、円高一服や中国・上海総合指数の上昇が支えとなり、前引けにかけて下げ渋りの流れとなった。
日経平均採用銘柄の予想PERが12倍台まで低下してきたことで、割安感に着目した買いも入った。

JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は、それぞれ続落した。

前引け時点の東証1部の売買代金は概算で8010億円、売買高は4億9033万株だった。
東証1部の値下がり銘柄数は1483、値上がりは532、変わらずは83だった。

東証業種別株価指数は全33業種中13業種が上昇、20業種が下落した。
上昇は、その他金融業、鉱業、鉄鋼だった。下落は、非鉄金属、卸売業、ゴム製品だった。

個別では、米長期金利の低下が嫌気され三菱UFJや三井住友FGなど金融株が下落した。住友ゴム、ブリヂスなどゴム関連も売られた。トヨタ自動車が冴えず、ユニー・ファミリーマートホールディングス、三菱商事も値を下げた。
半面、オリックス、クレセゾンが堅調。日新製鋼、新日鉄住金など鉄鋼も買われた。ファーストリテイリングが買い優勢となり任天堂、オープンドアが買われた。
 

東証2部株価指数は前日比39.54ポイント安の7016.84ポイントと続落した。
値上がり銘柄数は117、値下がり銘柄数は285となった。 

個別では、田辺工業、中央ビルト工業、フジ日本精糖、アスモ、旭松食品など40銘柄が年初来安値を更新した。
明治機械、デュアルタップ、アイケイ、ビューティ花壇、コーア商事ホールディングスは売られた。 
一方、フライトホールディングス、省電舎ホールディングス、村上開明堂、プレミアグループ、エムジーホームは買われた。 
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