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「11週連続の週明けNYダウ高」
「11週連続の週明けNYダウ高」
 
 
「11週連続の週明けNYダウ高」
 
週明けのNYダウは3指数そろって3日ぶりの反発。
NYダウは114ドル高で11週連続の「週明けダウ高」となった。
米共和党が1兆ドル規模の景気支援策を発表する見通しとの報道を好感。
失業給付の増額を部分的に続ける方針や家計への現金給付などが含まれており米景気を支えるとの見方。
ダウや3Mなど景気敏感株の上昇につながった。
またバイオ製薬のモデルナがコロナワクチン開発で米政府から追加の資金支援を受けたと発表。
27日から3万人規模で最終段階の臨床試験を開始する予定。
ファイザーも独バイオ企業と共同開発するワクチンの3万人規模の治験を近く始めるとの観測。
「ワクチンの実用化が近づき、世界経済の正常化を後押しするとの期待が投資家心理を支えた」との解釈だ。
今週決算を発表するアップル、アマゾン、フェイスブック、アルファベットがS&P500の上昇率上位を占めた。
ネットフリックスとマイクロソフトも上昇しNASDAQは1.7%高。
「いわゆるFAANGプラスM株は、フェイスブックを除き決算で予想を上回る可能性は高い」という声が聞こえる。
28─29日のFOMCでは大きな決定はないとの見方が大勢。
6月の耐久財受注は前月比7.3%増と2ヵ月連続の増加。
市場予想を小幅に上回った。
コア資本財受注、出荷も増加。
10年国債利回りは0.615%。
2年国債利回りは0.153%。
ドルは対ユーロで約2年ぶりの安値水準。
「米景気回復が欧州ほどスムーズに進まないという見通しがドルを下押しした」との見方だ。
米中関係悪化への懸念から、安全資産とされる円は上昇。
ドル/円は一時105.13円と3月13日以来の安値を付けた。
SKEW指数は139.61。
恐怖と欲望指数は63→65。
 
週明けの日経平均は寄り付き256円安。
一時300円以上下落した場面もあったが終値は35円安の22715円。
インテルの決算を嫌気したNY安を受けて東エレがマイナス寄与度28円だった。
「ミニ・インテル・ショックは織り込んだ」という指摘もある。
NYダウ先物の上昇を好感し「NYダウ月曜10連勝」の連想だったのかも知れない。
TOPIXは0.24%プラス。
ただ6日連続で200日線(1585ポイント)が上抜けない。
東証1部の売買代金は2兆1066億円と2日ぶりに2兆円超。
値上がり1424銘柄(前日473銘柄)。
値下がり683銘柄(前日1634銘柄)。
新高値56銘柄(前日40銘柄)。
新安値銘20銘柄(前日9銘柄)。
騰落レシオは88.64(前日85.25)。
19日連続の2ケタ。
NTレシオは14.41倍(前日14.46倍)。
サイコロは5勝7敗で41.67%。
右肩上がりの25日線(22522円)からは△0.86%。
9日連続で上回りサポート。
右肩上がりの75日線は21309円。
横ばって来た200日線(21945円)から△3.51%。
右肩下がりに転じた5日線(22753円)から▲0.16%。
2日連続で下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.545%(前日▲17.745%)。
買い方▲9.953%(前日▲9.822%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲17.733%(前日▲18.172%)。
買い方▲19.728%(前日▲18.651%)。
空売り比率は37.4%(2日ぶりの40%割れ:前日40.7%)。
空売り規制なしの比率は7.5%。
日経HVは17.5、日経VIは22.70。
日経平均採用銘柄の予想PERは17.92倍(前日17.90倍)。
前期基準では17.71倍。
EPSは1267円(前日1271円)。
暫定PERは17.86倍。
計算上のEPSは1271円。
225のPBRは1.08倍。
BPSは21033円(前日21066円)。
225先物採用銘柄の益回りは5.58%(前日5.59%)。
配当利回りは2.10%。
東証1部全銘柄だと予想PERは20.30倍。
前期基準では18.95倍。
東証1部全銘柄のPBRは1.19倍。
ドル建て日経平均は215.05(前日212.97、12月13日が219.64)。
今年の高値は1月20日の218.56。
東証1部単純平均株価は10円高の2109円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
売買単価は1815円(前日1739円)。
東証1部の時価総額は601兆円(前日599兆円)。
シカゴ225先物終値は大証日中比25円安の22665円。
高値22720円、安値22325円。
大証夜間取引終値は日中比10円安の22680円。
気学では「変化注意日にして不時安を見ることあり」。
水曜は「押し目買い良し」。
木曜は「戻りつけて押し込むこと多し」。
金曜は「波乱激しく人気に逆行して動く日」。
ボリンジャーのプラス1σが22765円。
プラス2σが23007円。
拡散傾向継続。
一目均衡の雲の上限は21933円。
48日連続で雲の上。
黒い勝手雲の上限は22113円で下限は21805円。
RSIが57.67。
RCIが77.47。
 
《今日のポイント7月28日》
 
(1)NYダウは114ドル高で11週連続の「週明けダウ高」。
   ダウ輸送株指数は87ポイント高の9817ポイントと4日ぶりに反発。
   SOX指数は3.28%高と大幅反発。
   VIX指数は24.74。
 
(2)騰落レシオは88.64(前日85.25)。
   19日連続の2ケタ。
 
   
(3)右肩上がりの25日線(22522円)からは△0.86%。
   9日連続で上回りサポート。
   右肩下がりに転じた5日線(22753円)から▲0.16%。
   2日連続で下回った。
   TOPIXは0.24%プラス。
   ただ6日連続で200日線(1585ポイント)が上抜けない。
 
(4)空売り比率は37.4%(2日ぶりの40%割れ:前日40.7%)。
   空売り規制なしの比率は7.5%。
   東証1部の時価総額は601兆円(前日599兆円)。
 
 
(5)ボリンジャーのプラス1σが22765円。
   プラス2σが23007円。
   拡散傾向継続。
 
(6)シカゴ225先物終値は大証日中比25円安の22665円。
   高値22720円、安値22325円。
   大証夜間取引終値は日中比10円安の22680円。
 
今年の曜日別勝敗(7月27日まで)

月曜13勝14敗
火曜15勝12敗
水曜13勝14敗
木曜12勝16敗
金曜13勝14敗。
 
 
週明けのNYダウは114ドル高の26584ドルと3日ぶりの反発。
NASDAQは173ポイント高の10536ポイントと反発。
S&P500は23ポイント高の3239ポイントと反発。
ダウ輸送株指数は87ポイント高の9817ポイントと4日ぶりに反発。
SOX指数は3.28%高と大幅反発。
VIX指数は24.74。
3市場の売買高は96.9億株と低調(過去20日平均は106億株)。
225先物CME円建ては大証日中比25円安の22665円。
ドル建ては大証比日中比変わらずの22690円。
ドル円は105.37円。
10年国債利回りは0.615%。
2年国債利回りは0.153%。


(兜町カタリスト櫻井)
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