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値下がり優勢、軟調に推移
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、軟調に推移

 
東証グロース市場は、キリスト教の復活祭休暇を前に海外投資家の参加が乏しい中、全体的に軟調に推移した。日経平均株価が午後に下げ幅を拡大するなど株式相場全体の地合いが悪化し、新興株にも売りが波及した。一方、足元の新規株式公開(IPO)市場が活況とあって、投資余力が増した個人投資家による買いでグロース指数はプラス圏で推移する場面もあった。
市場では「新規公開銘柄には個人の活発な買いが入っている」との声も聞かれた。
グロース250は続落。グロースCoreは軟調。東証グロース市場250指数の終値は前日比4.44ポイント(0.60%)安の734.79だった。
 
グロース市場ではシンカやインフォRが下落した。一方、QPS研究所やラボロAIは上昇した。
値上がり銘柄数207、値下がり銘柄数312と、値下がりが優勢だった。
 
きょう28日は2銘柄が新規上場した。東証グロース市場に新規上場したカウリスは公開価格(1530円)を87.90%上回る2875円で初値を付け、大引けは2957円だった。東証グロース市場に新規上場した情報戦略テクは公開価格(460円)の2.2倍にあたる1021円で初値を付け、大引けは1321円だった。
 
個別では、地域新聞社がストップ高。BRUNO、GA technologies、インテグラル、GMO TECH、ASNOVAは昨年来高値を更新。メンタルヘルステクノロジーズ、オンコリスバイオファーマ、マイクロ波化学、リグア、クオリプスが買われた。
 
 一方、ENECHANGEがストップ安。フォーライフ、カオナビ、ブライトパス・バイオ、ステムリム、ドリーム・アーツなど8銘柄は昨年来安値を更新。夢展望、サンバイオ、CRGホールディングス、ACSL、トライアイズが売られた。
 
 
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